五葉松の剪定

松というと一般の人々はクロマツを想像すると思います。実際に大きな庭園などで立派に形作られた松と言えば大きく仕立てられたクロマツは雄大で見る人々に感動を与えることができます。

クロマツは葉の長さを短く密集させた作りにするには、意図的にかなり手を入れないとそのような形になりませんが、葉の長さが短く葉の密度もクロマツよりも濃い松に五葉松という松があります。成長の速さもクロマツより遅く家庭の庭で長きに渡り一箇所に鎮座している五葉松は太さの割りに丈がなくとても重厚な印象を与えてくれます。

さて、その五葉松ですが葉の密度がクロマツより濃いゆえに、この松を真剣に剪定を施しますとクロマツの倍位の時間がかかります。成長がゆっくりな為に毎年完全なる剪定を行わなくても大丈夫なのですが、2年に一度は正式な剪定を行った方が木の健康を保つにはいいでしょう。

今回剪定を行った五葉松ですが、昨年かなり簡略化した剪定にとどめたために今年その反動が来ました。剪定は省略するとかならず次年にそのツケが自分に返ってきます。改めて肝に銘じようと思います。

台風が過ぎ去って

台風3号による豪雨が九州を襲い大分・福岡で死者もでる程の被害が出たようです。三河地方はたいした雨ではなかったのですが、ご冥福をお祈りしたいと思います。台風も過ぎ去り、代わって晴天となり木々の緑が美しく感じられる日となりました。気温もあまり高くなく今日の仕事はとても快適でした。

第41回西三河地区神社関係者大会

台風3号が思ったより素早く過ぎさってくれて、特に大きな被害もなく既に晴天の三河地方です。

昨日は第41回西三河神社関係者大会に参加してきました。本来これは各町の神社総代が出席するものですが、一人体調不良の為出席できないということで、代理で私に白羽の矢が当たりました。今年になって年行事という神明奉仕の役が回ってきて急に神道に触れる年となりました。重ねて最近インターネット等で日本の国體保持の話などの情報に触れることも多くなり、色々と建国の歴史に興味を持ち始めています。今回の大会で特別講演で井上和彦氏の講演がありました。先の大東亜戦争にまつわる講演でした。日本のアジア圏における欧米諸国との戦争はアジア各国を植民地支配から独立させる為に戦った戦争だということがわかりました。氏が言われるように確かに日本国内では第2次世界大戦開戦の理由や大東亜戦争の主旨や顛末や今なおアジアの各国と日本の皇室との間にある繋がりやアジアの国々からの感謝などは一切報じられることも教えられることもありません。そろそろ、私たち40歳代の世代が敗戦による自虐史観を改めて正しい歴史認識を伝えないといけない時期かもしれません。

 

庭師にお願いするとしたら・・

皆さん、ご自宅の庭の管理を頼むとした場合に何を基準に業者を選ばれているでしょうか?

金額・親切丁寧さ・掃除の程度・仕上がりの感じ・受け答えの対応・日程の自由度などなど、それぞれに色々な思いがおありのことと思います。もちろん、それぞれの方がそれぞれの事情をお抱えになっているケースもございます。自分でやっていたけれどももう体が動かなくなった。とか高い所は危険を感じるようになった、あるいは実際に怪我をしてしまったという声もお聞きします。

当社では必ずお客様が抱えている問題をお聞きし、その場合どのようにしたら問題が解決出来るかをご提案し業務に取り組んでいます。あれこれおひとりで悩まずにぜひ一度ご相談いただけたらと思います。

小堀遠州作の庭園鑑賞

町内会の旅行にて現在NHK大河ドラマ「女城主直虎」にゆかりのある井伊家の菩提寺である龍潭寺に行ってきました。
小堀遠州の作庭は急な斜面を利用した築山・滝石組・池・借景を利用した山の表現などあり、どのお庭でもおおよその小堀遠州の息吹を感じることができます。龍潭寺のお庭では池の形で「心」の文字を表現し浄土の心を表現したようでした。築山で鶴を右の出島で亀を表現してありました。
とても趣のある庭園でした。

 

やっときた梅雨

いやー、やっと本当に梅雨らしい雨の日々となりました。
昨夜は雷もなっていて、けっこう久しぶりの雷に怖い思いをしました。
この降り続く雨のおかげで、年末までのスケジュールが立てられました。
今年は25年に1回位まわってくる町内会の年行事という神社奉仕の役柄と保育園の父母の会役員という役柄を同時に受けていて、さらには保育園の方は法人設立30周年記念事業の年というなんとも色々なことが当たる年となりました。時間的なことだけでなく、町内会の方でも公民館建設の費用ですとか色々金銭的な出費も重ねてある年となりました。おそらく人生で大きな節目となる年なのでしょう。
少し自分のことを色々と振り返りながらこれからの方向について、この梅雨の期間を使って考えてみようと思います。

トサミズキとヒュウガミズキの違い

梅雨入り宣言後、本格的な雨が降らづに暑い日が続いていました。
今の時期はそれぞれの木で新緑の色がとても美しく剪定をしていても気持ちのいい時期です。今日はちょっとした小ネタを紹介します。

3月~4月頃に黄色い沢山の花を咲かせるトサミズキとヒュウガミズキという木があるのですが、この木はパッと見ではなかなか見分けが付きません。微妙に葉っぱの形が違うのですが、葉っぱの形や大きさというのは個体差が結構あったりして決めてに欠けるということもあります。そこで実際どこで見分けるかということですが、花の数で見分けます。この木の花は釣鐘状に枝から垂れ下がるように鈴のような小花がつきます。この数がヒュウガミズキでは3個、トサミズキでは8個以上連なって付きます。近づいて手にとってみれば確実に分かります。しかし、花が付く時期は3月~4月と限られている為に花が散ってしまいますと、識別は困難です。特に葉を落とした冬季はほとんど不可能といってもいいでしょう。木は花に違いが現れること多いです。

自宅の景観を考えるということ

ようやく梅雨らしい雨模様となりました。(少し降り過ぎですが。。)

実の所庭をいじるステップで色々と考える時間というのが一番楽しい時間かもしれません。実現不可能な夢のような誇大な想像を行うも楽しいものです。むしろ最初から現実的な範囲のみで考えていると面白味も半減してしまうと言ってもいいでしょう。ちょっと高望みした妄想を掻き立てて、その中で実現出来そうな落としどころを見つけて予算捻出していくというステップが現実的なステップだと思いますし家族を巻き込んで相談していく中で新たな思いの違いなどの発見などもあり、構想が決まるまでの過程を共有して楽しめるものだと思います。そういう意味では庭をいじろうと思った瞬間からもう庭作りは始まっていると言ってもいいかもしれません。今回、ご相談いただいたお客様も庭の様式などが参照できる参考書を図書館で借りられたりして色々とお勉強されているようでした。何事でもそうですが、自分で興味を持って調べている過程が楽しいものですよね。

梅雨の季節

今年は梅雨入りが宣言されたと思いきやすぐに梅雨の中休みといって一週間程天気のいい日が続くようです。このまま今年は雨の少ない年になるのか、後ろにずれて長雨が続くのか気になる所です。7月も中ほどまで長雨が続いてしまうとスケジュールに支障がでそうです。

特殊伐採業務

放置林から通路や隣家の土地へせり出してしまった大木の伐採業務を請け負いました。この土地は放置林で周囲を個人宅とお寺・神社に囲まれ重機なども入れず、またせり出しかたが激しく条件的に伐倒が困難な条件の伐採業務でした。3本のご依頼の伐採木の内2本は当社で処理が可能な木でしたが、その内1本のみ直下に納屋があり切断枝や幹を落下させることが不可能な為に外部業者に委託しました。いずれにせよ、今後放置しておくことが問題となる木を処理できまして一件落着しました。