アーボリスト・トレーニング

アーボリストってご存知でしょうか?

まだ日本ではあまりその呼び名が定着していないでしょうし、厚生労働省からも特定業務(指定業務)のような扱いも受けていません。一般の方からすれば『何する人?』っていうイメージかもしれません。

厳密に言えばロープを使用して高木に登り枝を切り落とし、安全に下まで切り取った枝を下ろす技術を持ちながら、なおかつ樹木の育成や健康状態の診断などの樹木にまつわる専門的な知識を持ち合わせ高木の維持管理の世話が出来る人という存在になります。

日本では高木の伐採に長けた林業家と樹木の知識に長けた樹木医という別々の存在にて存在しています。ただし林業家は伐採や搬出に関して長けていますが、剪定という概念は欠けているという点はあります。これらをふまえますと、まだ日本には真のアーボリストと呼べる人は数名しかいないというのが現状です。

庭に携わるものは必ずある時、高木の扱いに遭遇しアーボリストへの道を志す人が増えてきています。

 

 

風の強い日

先週金曜日の話ですが、周りが田んぼばかりの開けた土地柄のお宅で高さ5m程のヤマモモの剪定でした。

平均気温は9℃前後でしょうか。一日中風がほとんど止むことなく吹き続け身体の芯まで冷えました。

雪山に登ったことはありませんが、そりゃ氷点下の気温の風に吹かれ続けたら死ぬのも無理ないなあと実感しました。

強風に吹かれ続けて体が凍えると本当に身動き取れなくなりますね。何より精神的に削られます。逆に精神を鍛えるには冬山に登るというのはありなのかもしれませんね。根性が試されます。(根性だけではどうにもできないこともありますが。。)

私はコタツでぬっくりがいいよ。(笑)

 

高木の剪定②

 

樹高約10mのクスノキの伐採のご依頼がありました。
幸いアパート駐車場脇の木でしたので高所作業車が十分に入れる状況でしたので、安全を期して高所作業車による伐採作業とさせていただきました。安全かつ確実に枝を落とすことが出来、その後の片付け・搬出もスムーズに執り行うことが出来ました。

ロープクライミングによる剪定講習会は来る2月16日~に迫ってきました。色々楽しみです。