エクステリア&ガーデニングフェア2022

エクステリア&ガーデニングフェア2022

エクステリアメーカーや商社が直接集う中部地区最大のエクステリア・ガーデン資材見本市に行ってきました。ここ数年はコロナの影響もあり開催されていなかったのですが、業界団体の強い意向によって今年は開催されました。事前予約制によって入場制限が掛かっていたので、混雑することはなく、出展者数も限られていましたので余裕を持ってまわることが出来ました。例年ですと会場は熱気に包まれて汗ばむくらいだったのですが、今日は雨模様だったのでちょうどいい室温でストレスなく回ることができました。

Only one Camp ブランド
Only One Clubブース

ソロキャンプがブームとあってキャンピング用品ブランドが立ち上がっていました。
テント内で使う薪ストーブとか、焚火台とかランタンとかスパッタシートとか、趣味の世界をくすぐるグッズがありました。

アルミ製品はこれまでカーポートやフェンスが大体的に展示されていましたが、今年はアルミ芯のウッドスタイルフェンスや宅配ボックス、自転車スタンドなどの新らしい生活様式を意識した製品が展示されていました。人工芝も耐熱性が向上した製品など新しい製品が出ていました。

ここ数年、ちょうど高度成長期時代に作られたブロック塀などがコンクリートの耐用年数超過で倒壊の危険性を増してきており、控え壁の無い施工や大谷石(風化によって欠けてくる、鉄筋が入っていない)など地震がきた場合に倒壊の恐れがある壁が多くみられるようになりました。そうした流れを受けて、ブロック塀の倒壊診断の事例教習のセミナーなども開催されていました。今回は短時間の滞在にて結構密度の高い情報を得ることができました。

基本ブロック間に施工された横筋事例
小林徹氏による解体実録

いつもの土屋さん

植栽を行う時は出来る限り植栽に適した土を購入して搬入するようにしています。

いつも仕入れ先は安城市の久野商店さん。

大将がとてもマニアックで地質学的に見当をつけて良質な土が出そうな土地の権利を借りて掘り起こしやや粘土寄りの砂利の少ない植栽に適した土を提供してくれています。植栽に適しているというのは「団粒構造」と言い、サラサラすぎてもダメで固まり過ぎてもダメで、ある程度の大きさで固まった群があり適度な隙間をもつ構造が透水性と保水性の両方を適度なバランスで保有するいい土壌ということになります。水分を保持した時に所々が団子状に集まり水を保持し、それらの間は空隙があって根が呼吸をすることが出来、隙があることで水は下に降りていくことが出来るという状態です。このことは植栽に限らず植物全般に通用することなので植栽用の他に農業用の土も提供されています。

この久野さんのスゴイ所はとにかくマニアックで突き詰めなければ気が済まない性分で、現在はセラミック用の土なども研究し提供出来るように考えてみえるようです。家庭菜園を始めようと思っている方など、始めの基礎となる土としてまず粒度のハッキリとした土を入れてみるのもいかがでしょうか。

久野商店
安城市小川町高曽根
「土のデパート」の看板が目印

 

今日も仕入れ

先日、現物を確認して注文をしておいたサルスベリを取りにいくついでに、追加でサツキの玉物と枝垂れ梅を探しました。

こちらも見事な形の木が見つかりました。市場でせりあって手に入らないかドキドキする必要もなく、形の要望通りの木が手に入り感謝しています。

大体、植栽については見切りでおおよその日程を組んでしまってから現物を探すので手に入らないとなったら全て日程計画が狂ってしまいます。(そういう意味では雨がドンピシャで降ったりすると狂うことはあるのですけどね。)

今回は逆にジャストなタイミングでドンピシャな木が見つかって感激しています。神様ありがとう、

日本に生まれてよかった

今日は雨の為、作業を中止し仕入れにあてました。

今年度の6月頃、市場で出会った生産者の方に直接声かけをして連絡先をもらっていたものの、それからなかなか時間が取れずに連絡できていなかったのですが、半年越しでようやく甫場の植木を直接見せてもらいました。

市場に出品される品というのは、出品にかかる手間や売れ残りを心配して色々な思惑が入った出品となるので、かならずしも欲しいと思ったタイミングで探し求めている条件の木が見つかるとは限りません。それにくらべ甫場ですと、仕入れられた物や仕立てられた木々が直接見られるので幅広いものから探すことが可能です。今日は紹介してくれたサルスベリがとてもいい形で手頃の価格でしたので、とても満足のいく仕入れとなりました。

さて、タイトルの内容ですが、日本には四季折々に姿がうつろう本当に様々な植物が多彩に存在していることに改めて気が付きます。これほど鑑賞にかなう植物が幅広く身近にみられる日本に生まれて本当によかったと思います。

 

注文数量の誤解による出来事

先日、碧南市のお客様より『防草シート施工+砂利敷き』の工事を請負ました。

「砂利の種類はおまかせで」ということでしたので、当方により家の雰囲気とマッチしたものを選択して発注することにしました。

色々と検討を重ねて中国産の大理石のような白い石の中に不規則な淡い黄色い筋が入っている砕石を購入することにしました。

さて、当該商社による販売単位が『t(トン)』という表記になっていましたので、必要要領より重量を計算して2tという発注単位により発注を行いました。

さて、砂利を引き取りに行きますと・・・・なんと、

t(トン)袋 2袋ではありませんか!
(通常トン袋といいますと比重1のものを入れると1tonとなる→すなわち1㎥の標準容量の袋のことを差して呼びます。)

すなわち、比重が1より大きい物を詰めれば1tonより重量は重くなり、比重が1より小さい物を詰めれば1tonより軽くなります。

さて、石は種類により前後しますが、おおよその比重は2.6くらいです。
つまり正味重量ですとトン袋一袋あたり隙間を考慮して2ton位はあるという計算になります。

それが2袋ですので・・・・おそらく正味重量4tonはあったでしょう。
計算量の倍の量の砂利となりました。(笑)

2tonトラックで引き取りに行きましたので、重量オーバーとなりタイヤが悲鳴を上げていました。。。

不足するよりはいいのですが、結果として3分の1程の量が残りました。(計算時より厚めに敷いて)

まあ、そいういうこともあるということで。。。