仕事の後の特別講習

昨日のお話しですが、ひととおり剪定を終えた後にお客様のお子さん(男の子)が出てきて「この木、登れる?」と剪定を終えたシマトネリコを指して言いました。

実際、当方が登って剪定したこともあり「登れるよ」と回答すると、その子は登ることに挑戦し始めました。

しかし、その子はこれまでに木登りを数多くこなしている訳ではなく、細い枝に両足を掛けて登ろうとしたり、手をつく(枝をつかむ)位置があまりよくなかったりと基本的なところから教えてあげる必要がありました。

本人はとてもやる気があるようでしたので、こちらも真剣に足を掛ける位置から手を伸ばす位置、手と足を連動させた動かし方や右足・左足のそれぞれの位置取り、お尻や体の預け方など細かいコツを教えてあげました。

急に説明してもやはり飲み込めないようなので、実際にやってみせたりして、課外教室のようなプチ木登り講習会となりました。もちろん時間外(仕事外)のお客様サービスですが、本人も親御さんも喜んでもらえたようなのでやって良かったと思います。

条件の厳しい現場

ご依頼のある剪定現場で、時々条件的に厳しい現場に巡り合います。

条件的に厳しいといいますのはおおむね次のような状態です。

①植栽どうしの間隔が狭すぎる。また、株元に築山が築いてあり思うように脚立が立てられない。

②敷地境界付近に植えられており、境界を超えた先が側溝であったり、隣宅であったり、脚立の足を条件的に入れられなかったりする。

③上記②の条件に加え段差(落差)が大きい場合剪定枝葉がそちら側に落ちると片付けに労力を要する。(さらに側溝で水が流れている場合、落ち葉が流れてしまい片付けがさらに困難である。)

④石が置いてある場合思うように脚立が立てられない。
などが上げられます。

この度、急遽ご依頼がありました現場はこの内、生垣外側が水路側溝となっており、脚立が立てられない+片付けが困難である。という二つの条件を併せ持っていました。その為、どうしてもお見積に割増料金を提示させていただきました。如何せんご理解をいただきたいと思います。

ツリークライミング・トレーニング

雨が続いていたので業務の方も日程をずらしたりし、週末も雨であることが多かった為にしばらくの間ツリークライミングの練習が出来ないままでいました。ようやく晴天が続き、木も乾いた頃であるのと、今日はお客様との予定が合わなかった為にツリークライミング・トレーニングを行いました。これまでのトレーニングの中で一番高い木を選び敢行しました。途中3回程、アンカーポイントを付け替えようやく登頂しました。少し風がつよく揺れましたが気持ちよかったです。

課題木 登頂点から横をながめる 登頂部から真下を見下ろす 終了後

クロガネモチの移植

7月に入ってから本格的な梅雨らしき長雨が続き、ようやくの晴天となりました。本当は6月中に終わらせたかったクロガネモチの移植が続く雨の為に昨日まで延びてしまいました。雨上がりの作業はとても蒸し暑く少し動いただけで汗だくになり、さらに汗が蒸発せず体温が下がらないためにすぐ息切れしてしまいました。この場所は周りが田んぼで何もなく台風などで強風にさらされる為に支持根も太くしっかりとしており手ごわかったです。

雨上がりにいい汗かきました。^^