本日はかねてからご贔屓くださっているお客様のお宅の植栽管理でした。
バラが植えられている植栽部分に雑草対策として色砂利を入れさせていただいていますが、それでもカタバミ類は見事に増殖します。むしろ砂利がある所の方が得意げに種が石の隙間をすり抜けて着地し、砂利下の土にしっかりと根を張ります。先端が細く尖って返しのある除草具で砂利の隙間から土だけを掘り起こし、砂利上まで土を上げないように慎重に浮かせてカタバミを根から取り除きます。ウスアカカタバミ(葉が赤みを帯びていて根が横に這い広い範囲で群生するカタバミ)はその横の根を引っかけて一網打尽に救い上げ、「気持ちいい~」という感じでノリノリで作業させていただきました。
いつもオシャレなお菓子をありがとうございます。
山奥深い山中にある神社の御神木の伐採を執り行わさせていただきました。
去る2月9日~2月21日の間に於いて岡崎市中伊西町 神明宮さま拝殿前にあるアカガシの木について伐採を担当させていただきました。山の斜面を切り開いて少々の踊り場に本殿・拝殿が設置され拝殿前の踊り場も60㎡程度の限られた空間で、その空間に手水・狛犬・ベンチがあり中央に樹高20m程度のアカガシがいかにも守護の象徴なような姿でそびえたっていました。過去に樹高を止める目的で芯を伐採されたのでしょう。その箇所から枝分かれして三又にそれぞれ幹が成長して枝張りも15m程の立派な木に成長していました。ただ、一度切られた幹芯の箇所から腐りが入り中央部分は腐朽により穴が空き、外周部分と一部繋がってU字状断面となっていましたので、村人の皆様が倒木を心配してこの度伐採をする決断をしたとのことでした。三又に分かれた先の枝(幹)はそれぞれ太く丈夫でそれなりの重量のある幹と言っていい程のものでした。村積神社禰宜職の柴田宮司様にお祓いをしていただきまして、事故もなく無事にお勤めを終える事ができましたので感謝しています。村の方々のより一層のご健勝をお祈りいたします。












色々と考えることがありました
珍しく建築設計事務所さんより自宅の庭の木々剪定のご依頼がありました。
設計士の方なのですが、様々な事をご自分でやられる事がお好きなような方で、舗装や塗装・庭木の管理もご自分で出来る範囲は自分でやられる方でした。
本業の建築設計の方ではかなりこだわりが強い方とお見受けし、もちろん公共施設を含め実績は数多くその実力を疑う所はありませんが、施工についてはどうしても技能的な要素が含まれる為にたとえ知識・情報・やり方が分かっていたとしても、仕上がりをどこまで追及するかどうかという点においては、自分の物件ということもあり、ある程度の品質で妥協するということは効率を考えた場合ごく自然な成り行きのように思えました。
さて、建築設計士という立場上、公共工事などでは費用は積算基準もありますし、どうしても定量的な数値的な説明を期待されるということもあるのでしょう。色々と管理の方法についてこまかな質問を受けましたが回答に窮しました。
というのも、実際の施工現場というのはそれぞれの場所でそれぞれの事情や制約があったり、現在の形が理想としている形から遠く離れてしまっている場合が数多くあるからです。既に荒れてしまっている場合は、必ずしも一回の操作で理想的な形にもっていける訳でもなく、そもそも正解に近い操作そのものが出来ない場合の方が多いです。言い換えると、その現場・現状から理想とする形に近づけていく為の経過的措置としての段階的な施しが必要となるケースがほとんどで、その施工単独で着目すると、「その施工が唯一絶対の正解である」という捉え方をされると大変困惑する訳です。
設計士さんらしく「肥料はどれ位あげたらいい?」という質問も出ましたが、先にも言いましたように私たちは現場を見て、日照や周辺の木々との関係、地面の傾斜、現在の樹勢、葉色などを観察してどういった性質の肥料をどれくらい与えようか考える訳です。それも一回で適切な量が当たるという保証はなく、想像をつけながら試してみて1年後様子を見て、予想が正しかったかどうか確認をして、再度調整をして繰り返すというステップを踏みます。しかし、図面を引く事が習慣となっている人の考え方からすれば、「数値的な定常的管理が出来ないことは正解ではない」という感覚をお持ちなのでしょう。そういう自分も過去には大量生産に携わる人間でしたので、数値管理(しかも規格値を用いた品質管理と再現性の追求)は嫌と言う程味わってきたので、その気持ちはわかります。ただ、数値管理が通用するのは物理的人工物であって、今相手にしているのは細胞という生命で、その操作する対象も土や水や日照や空気や根などの媒体を通して作用するという、ほどほどに不安定で操作そのものが定量で対象物に届く保証もない世界で、入力だけ定量を求めることにどれ程の意味のあることかと考えてしまいました。(ただ、それは自分の思いですし、その方の考え方を否定するつもりもないので、あえてその時は黙っていました。)
ただ、こういう場合はこうするという定量的に近い指針というか数量的な目安は持っていてもいいのかなと少し反省もしました。肥料を与える量についてあまりに曖昧な回答をその時にしてしまいましたので・・・ただ、言い訳をすれば、その木の個体の樹勢・健康状態を分かっていない初見の年では適切な肥料の量は判断つきにくいというのは間違っていないと思うのですが・・・
お盆は過ぎましたが・・・
前回の投稿より1カ月が過ぎてしまいました。
年々夏の暑さが身体に堪えるようになり、無理をしないように週の途中で休みを入れることもしてきましたが、それにしても今年は例年にも増して暑さが厳しいです。
昨年より確実に夏の仕事量を減らして空きのあるスケジュールにしてあるのですが、疲れが抜けません。というより夏バテかと思うほどすぐに疲れます。
これまででしたら三日間連続で負荷の高い仕事⇒1日休み⇒また仕事というサイクルでこなせていたのが、今年に限り少し無理すると3日休んで、回復したと思って仕事をすると1日で「アレっ?また逆もどり?」というくらい身体が思うように動きません。
つまりは休みを取って疲れを回復したつもりでいても、回復しきれていないということなのだと思います。
休み方に問題があるのでしょうかねえ。回復ウェアを試してみるか、ボディメンテナンスを頻繁に受けないといけないのか、年齢が50を超えていることもあるのか、なかなか思うようになりません。
そして、今年の暑さは例年にも増して異常でなにせよ雨が降りません!梅雨も短かったですし、梅雨が明けてからというもの1カ月以上雨が降らなかったですし、お盆を過ぎたというのに一向に気温が下がる気配がなく、盆過ぎの一週間は地獄のような暑さでした。盆を目一杯休んだこともあり、盆明けから業務を頑張ったのですが、すぐにスタミナ切れしました。
この辺りで一度雨が降って欲しい所です。
焦りました!!!
今週の連続した線状降水帯による降雨の後、急激に蒸し暑くなっていく中、雨で中断した現場を再開しました。1件目の現場は「ハチの巣があるかも」と聞いていたので、前回確認をして「たぶん無いです。」と言っていたハナミズキの木。
とんでもない。
見えていなかっただけで、少し下の方の枝を透かしたら・・・・・

しっかりスズメバチの巣がありました。(;’∀’)
こ、これは害虫駆除のプロに任せることにして、次の現場へ避難しました。
気を取り直して、「フンフンフン~♪」とヘデラをトリムしていた所
一瞬にして左腕周りや胴周りをアシナガバチに取り囲まれ
一斉にチクチク攻撃受けました。( ;∀;)
いや、一瞬「もしかして今日、俺、死んじゃうのか?」と頭をよぎりました。
トラックと花壇部の狭間に居た為に、少し逃げ遅れましたが、直ぐに振り払いましたが、
結構何か所かやられてました。
同時すぎて何か所やられたのか良く分かりません。
踏んだり蹴ったりなので、もう今日は作業を止めて帰る事にしました。
こんなに低い位置のしかもヘデラの中に作られたハチの巣は初めての経験です。

国道1号線沿いの木
その地は国道1号線沿い矢作橋付近、八丁味噌で有名な八帖方面より矢作橋を超えて下ってくる車の流れが結構早い所、元来窓の目隠し用に植えられた植栽で時折高さを制限して管理していれば、それ程問題とならなかった木であると思われますが、元来川の近くですし、過去には井戸も利用されていた地域、3m程下には地下水が流れているとも聞く地域(だからこそ豊富な地下水を利用して味噌蔵があったのだと勝手に想像しています。)だけに大きく自然樹形に成長したカシノキが大きく道側にせり出し、この度国土交通省さまよりご指摘を受けられたということでした。道幅の広い歩道がありますので、直接的に車道まで枝が張り出ている訳ではありませんでしたが、高さが7m程ありましたので、台風などで枝が折れて落ちた場合、風によって落ち方(倒れ方)により車道まで枝が出そうな状況でした。
先に言いましたように下り坂で結構スピードが乗りやすい場所だけに、急に枝が飛び出してきたら事故につながりそうな場面になりうる為に、適確なご指摘だと思いました。
今回ご依頼により、目隠しとして必要十分な大きさにまで樹高を下げさせていただきました。
目隠しとして機能するには、ここから2~3回に渡って枝を整える必要はありますし、一度大きくしてしまった木ですから、垂直に立ち上がる戻り枝がでる可能性は否定できませんが、今後の推移を見守っていきたいと思います。


雨の月曜日
今週から消毒巡回を予定していました。
しかし、週明け生憎の雨上がりにてまだ葉が濡れています。
このままの状態では薬剤の効果が半減してしまうので、しばらく乾くまで待つしかありません。(薬剤を倍の濃度で作っておけば問題ありませんが、人体に付いた時のリスクも倍になります。)
今週中に終われるといいのですが。天気次第ですね。
消毒の季節
今年も消毒の季節がやってきました。近年、気温のバラツキや雨の降り方や降るタイミング、天気予報からの時間ズレなど不規則な感じが多くなってきたように感じます。前もって計画を立てていても当日に変更を余儀なくされるとか、当日行ってみたら急に風が強くなって消毒を実施するのに適さないとか、結構困ったことになっています。今年は特に虫の発生が緩やかということもあり、少し日程を遅らせていますがあまりに遅らせると梅雨に入る可能性もあり、病害菌の増殖を考えると梅雨前には防除対策を終えておきたいところではあります。
薬剤散布は風が強ければ強いほど、流れる量が多く散布効率が下がることもさることながら自分が薬剤を浴びます。防護しているつもりでも結構な量、顔や手首に浴びます。今年は特に少量浴びただけでも、すぐ痺れの感覚がでます。特に唇は顕著で痛みに似たピリピリとして感覚が夜まで続きます。毒素は体内に蓄積されるということなのだと思います。かれこれ10年近く浴び続けている訳ですので、もうレッドラインに達していて少量浴びただけでも症状が出るようになってきたのだと思います。もしデトックスの方法を知っている人がいましたら教えた下さい。
里山での仕事
先日、お客様からのご紹介により山奥深くの里山集落のお客様のお仕事がありました。
前も後も山で覆われた谷戸にあたる所で麓に住宅があり、中央部に田が広がる絵にかいたような里山集落でした。
入ってきた引き込み道の道以外に集落に出入りする道はなく、配達の車以外はめったに入ってこない場所でとても静かでいい現場でした。
周りには至る所にイノシシ除けの電気柵や防護柵があり、見た目にも自然豊かな里山であることが感じられる環境でした。
このような土地で生活を送る人々は古くは自給自足的な生活様式を送られてきたのでしょう。静けさの中に芯のしっかりとした精神的強さを備え、日々とても丁寧な生活を送られている感じが、家やその周りの整備状況から伺えました。山の中で生活を維持していくことって、色々とやること多いですよね。今日はこれを終わらせて、明日はあれを終わらせてと一つづつ丁寧に順々にこなしていくという姿勢を感じることができました。
当方はお庭の整備という役割だけを担当させていただきましたが、忘れかけていた『生きる』という根本的なことを思い起こさせていただいたような出来事でした。そして、なぜかわかりませんが、精神的な安定を取り戻すことができました。
何を隠そう、自身の血縁のルーツが山の奥であることが関係していてDNAに山の生活が残っているのかもしれません。



業務中の来訪者
冬になると鳥たちが食べ物が少なるなるのか、剪定をした時に葉の間から零れ落ちる毛虫やカメムシなどを狙ってやってきます。生きる為の捕食ですので、確実に次々獲物を落としてくれる庭師という対象は鳥たちにとってとても歓迎できる存在のようで、逃げるどころかこちらが移動する所々へ追ってきてはすぐ脇の枝にとまって様子を見ています。その姿がとても愛らしく、少し離れるとサッと地面に舞い降りて素早く獲物を啄み飛び去る様は生命の営みを間近でみられるとてもいい教材です。今年は百舌鳥(モズ)の姿を多く目にします。メジロを目撃したいのですが、メジロはどちらかというと昆虫より花の蜜を好むようなので、もう少しサザンカの花が咲いていたり梅の花が咲く頃にならないと見られないかもしれません。


