国道1号線沿いの木

その地は国道1号線沿い矢作橋付近、八丁味噌で有名な八帖方面より矢作橋を超えて下ってくる車の流れが結構早い所、元来窓の目隠し用に植えられた植栽で時折高さを制限して管理していれば、それ程問題とならなかった木であると思われますが、元来川の近くですし、過去には井戸も利用されていた地域、3m程下には地下水が流れているとも聞く地域(だからこそ豊富な地下水を利用して味噌蔵があったのだと勝手に想像しています。)だけに大きく自然樹形に成長したカシノキが大きく道側にせり出し、この度国土交通省さまよりご指摘を受けられたということでした。道幅の広い歩道がありますので、直接的に車道まで枝が張り出ている訳ではありませんでしたが、高さが7m程ありましたので、台風などで枝が折れて落ちた場合、風によって落ち方(倒れ方)により車道まで枝が出そうな状況でした。

先に言いましたように下り坂で結構スピードが乗りやすい場所だけに、急に枝が飛び出してきたら事故につながりそうな場面になりうる為に、適確なご指摘だと思いました。

今回ご依頼により、目隠しとして必要十分な大きさにまで樹高を下げさせていただきました。
目隠しとして機能するには、ここから2~3回に渡って枝を整える必要はありますし、一度大きくしてしまった木ですから、垂直に立ち上がる戻り枝がでる可能性は否定できませんが、今後の推移を見守っていきたいと思います。

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