暖冬の影響なのか

今年は暖冬でした。そのおかげもあり、梅の花も桃の花も咲きだしが早かったですし、桜の花も雨後に一斉に咲き誇りとても綺麗な姿を楽しむことができました。

しかし、暖かい時はやはりその反動があり害虫が発生しやすくなります。
先日、とあるお客様からハナミズキにいっぱいカイガラムシが付いているというご連絡を受けたのですが、なんと今日自宅の自慢の枝垂れ桜にも全長1mm程度の小さなカイガラムシが枝にびっしりついていることを確認しました。

サクラの花がおおよそ散り、爽やかな緑の新緑が出そろってきて、そろそろ消毒を行おうかと確認をしていた矢先でした。毛虫の発生は見受けられず薬剤の散布はもう1週間後でいいという判断でしたが、このカイガラムシについては薬剤の効果が行き渡らない(外側を白いロウ材で覆っているため)ために、ただちに全てしごき落としました。

これでカイガラムシの大量発生は抑えられると思いますが、毛虫の発生はまだこれから発生が必ず起こると思いますので注意深く観察しようと思います。

アーボリストトレーニングについて

4月は比較的に管理仕事は薄いです。
一年を通してパラパラとお客様から工事要望が出ますので、そういった工事をまとめて3月・4月にかけて施工します。3月~5月にかけては植栽をするには絶好の機会です。

これから木々は動きを始めますし桜はこの時に一斉に花をつけます。

今年は新型コロナウィルスが世界各地で猛威を振るっています。

身近なところではまだ誰も感染していないのですが、日々予防には勤め生活したいと思います。

さて、昨年受講したアーボリスト講習会のトレーナーから実習会の案内が届きました。
講習会では一通り手法について学ぶのですが、その後なかなか実際にその技法を適用する現場がなかったり、該当する木がなかったりして実際の状況にて実施するという機会は回数ある訳ではありません。当方も伐採という業務は時々あるのですが、伐倒出来てしまったり条件的に厳しい環境という場合ではなかったりして、特殊剪定・特殊伐採の本領発揮となる現場にはなかなか巡り合わないのが実情です。

そんな中、模擬的ですが技能がサビつかないように集まてOJTを行うというのは画期的な試みで志を同じくしたメンバーが集まって技術・技能を磨きあうという機会を得ました。都合が付けば参加しようと思います。