今年は暖冬でした。そのおかげもあり、梅の花も桃の花も咲きだしが早かったですし、桜の花も雨後に一斉に咲き誇りとても綺麗な姿を楽しむことができました。
しかし、暖かい時はやはりその反動があり害虫が発生しやすくなります。
先日、とあるお客様からハナミズキにいっぱいカイガラムシが付いているというご連絡を受けたのですが、なんと今日自宅の自慢の枝垂れ桜にも全長1mm程度の小さなカイガラムシが枝にびっしりついていることを確認しました。
サクラの花がおおよそ散り、爽やかな緑の新緑が出そろってきて、そろそろ消毒を行おうかと確認をしていた矢先でした。毛虫の発生は見受けられず薬剤の散布はもう1週間後でいいという判断でしたが、このカイガラムシについては薬剤の効果が行き渡らない(外側を白いロウ材で覆っているため)ために、ただちに全てしごき落としました。
これでカイガラムシの大量発生は抑えられると思いますが、毛虫の発生はまだこれから発生が必ず起こると思いますので注意深く観察しようと思います。