やっときた梅雨

いやー、やっと本当に梅雨らしい雨の日々となりました。
昨夜は雷もなっていて、けっこう久しぶりの雷に怖い思いをしました。
この降り続く雨のおかげで、年末までのスケジュールが立てられました。
今年は25年に1回位まわってくる町内会の年行事という神社奉仕の役柄と保育園の父母の会役員という役柄を同時に受けていて、さらには保育園の方は法人設立30周年記念事業の年というなんとも色々なことが当たる年となりました。時間的なことだけでなく、町内会の方でも公民館建設の費用ですとか色々金銭的な出費も重ねてある年となりました。おそらく人生で大きな節目となる年なのでしょう。
少し自分のことを色々と振り返りながらこれからの方向について、この梅雨の期間を使って考えてみようと思います。

トサミズキとヒュウガミズキの違い

梅雨入り宣言後、本格的な雨が降らづに暑い日が続いていました。
今の時期はそれぞれの木で新緑の色がとても美しく剪定をしていても気持ちのいい時期です。今日はちょっとした小ネタを紹介します。

3月~4月頃に黄色い沢山の花を咲かせるトサミズキとヒュウガミズキという木があるのですが、この木はパッと見ではなかなか見分けが付きません。微妙に葉っぱの形が違うのですが、葉っぱの形や大きさというのは個体差が結構あったりして決めてに欠けるということもあります。そこで実際どこで見分けるかということですが、花の数で見分けます。この木の花は釣鐘状に枝から垂れ下がるように鈴のような小花がつきます。この数がヒュウガミズキでは3個、トサミズキでは8個以上連なって付きます。近づいて手にとってみれば確実に分かります。しかし、花が付く時期は3月~4月と限られている為に花が散ってしまいますと、識別は困難です。特に葉を落とした冬季はほとんど不可能といってもいいでしょう。木は花に違いが現れること多いです。

自宅の景観を考えるということ

ようやく梅雨らしい雨模様となりました。(少し降り過ぎですが。。)

実の所庭をいじるステップで色々と考える時間というのが一番楽しい時間かもしれません。実現不可能な夢のような誇大な想像を行うも楽しいものです。むしろ最初から現実的な範囲のみで考えていると面白味も半減してしまうと言ってもいいでしょう。ちょっと高望みした妄想を掻き立てて、その中で実現出来そうな落としどころを見つけて予算捻出していくというステップが現実的なステップだと思いますし家族を巻き込んで相談していく中で新たな思いの違いなどの発見などもあり、構想が決まるまでの過程を共有して楽しめるものだと思います。そういう意味では庭をいじろうと思った瞬間からもう庭作りは始まっていると言ってもいいかもしれません。今回、ご相談いただいたお客様も庭の様式などが参照できる参考書を図書館で借りられたりして色々とお勉強されているようでした。何事でもそうですが、自分で興味を持って調べている過程が楽しいものですよね。

梅雨の季節

今年は梅雨入りが宣言されたと思いきやすぐに梅雨の中休みといって一週間程天気のいい日が続くようです。このまま今年は雨の少ない年になるのか、後ろにずれて長雨が続くのか気になる所です。7月も中ほどまで長雨が続いてしまうとスケジュールに支障がでそうです。

特殊伐採業務

放置林から通路や隣家の土地へせり出してしまった大木の伐採業務を請け負いました。この土地は放置林で周囲を個人宅とお寺・神社に囲まれ重機なども入れず、またせり出しかたが激しく条件的に伐倒が困難な条件の伐採業務でした。3本のご依頼の伐採木の内2本は当社で処理が可能な木でしたが、その内1本のみ直下に納屋があり切断枝や幹を落下させることが不可能な為に外部業者に委託しました。いずれにせよ、今後放置しておくことが問題となる木を処理できまして一件落着しました。

病害虫発生情報

今年は湿度が高いせいか、アブラムシが大量発生しています。
ウメ・モモ・サクラを始めカシノキ類に大量に発生する被害が確認されています。また、サツキ・ツツジにもち病が多く発生しています。
ご注意下さい。

アブラムシにはスミチオン乳剤他、マシン油乳剤(乳化液なら比較的どのような種類の液剤でも窒息死の効果が得られます。)

もち病にはダコニール1000乳剤などの薬剤散布が効果的です。

消毒のお話し

春になると木々の芽が動き出します。4月に桜の花が散りますと一斉に新緑が勢いよく出そろいます。梅・桜は春先に美しい花を楽しませてくれますが、花後のこの時期どうしてもすごい数の害虫がつく木でもあります。梅のアブラムシは葉をしわくちゃにしてしまいますし、桜につく毛虫は小さいお子さんがいる家庭などでは子供を木に近づけさせないなどと良く耳にします。また、モクレンなどのコブシ系の木にも大きな虫がついくこともあります。(結構場所によってついたりつかなかったりします。)まだ、イラガなどの虫が動きだすには少し時間がありますが、もう少したちますと必ずと言っていいほど出てきます。それぞれの木や個体によって害虫の種類や発生する時期が違うのでなかなか完璧には対応できないのですが、5月中旬を目途に消毒を1回行うようにしています。発生する時期がずれてしまったりすると効果も薄れてしまうのが消毒の難しい所ですが、本来ですと2週間~1か月に1回の割合で複数回(発生する期間の間中)実施することが完全なる対応です。なかなかそこまでの労力は掛けられないというのが業者でも頭の痛い問題です。冬の間に越冬中のサイクルを絶つ処置を行うというのもかなり有効な手段ではあります。

世間はG.W.ですね。

世間は今日よりG.W.に突入をしてFACEBOOKやTWITTERなど各SNSではなんとかG.W.を満喫しようという意気込みの投稿や、「どうせ変わらず仕事だし」みたいな諦めの投稿であふれかえっています。(笑)

そういう当方は、特に変わらない日常です。普段できていていない備品関係の整理や業務の段取り、道具のメンテナンスや問い合わせがあれば見積にだって出かけます。G.W.だからと言って長期の旅行などの計画は立てていません。個人事業主たるもの対応の速さが命だと思っています。

昨日のお客さま、海外赴任の為に8年程家を空けられているうちに伸びてしまった木々を今回整理しなおしました。思っていたよりは荒れていませんでした。
想像していたより軽い負荷でしたので、余裕でスッキリと業務を終えることができました。

時として仕事にせよ観光にせよ海外に行かれるようなお客様のお宅ですと、近隣ではない珍しいお菓子を出して下さることがあります。
今回、出していただいたお茶菓子が美味しくて後で調べてみましたら東京の南青山にあるお洒落なカフェで提供されているパイナップルケーキだということがわかりました。どうりでお洒落で手が込んでいるお菓子だと納得しました。こういう普段口にしないお菓子をいただいたりしますと、妙に嬉しくなってテンションが上がってしまいます。G.W.だからかもしれませんが。(笑)

皆様、G.W.は気分が浮かれがちですが安全等には十分に気をつけてそれぞれの連休をお楽しみください。

桜の力

今日も桜の力を感じる出来事がありました。

昨年までなかなか咲かなかった桜が、今年になって満開に咲き誇ったお客様のお宅がありました。先日の嵐にてほぼ散ってしまった為に本日剪定を行いました。

お客様宅の2軒お隣の夫婦が散歩で前を通り、「この木は何ですか?」と桜の隣に植えられている剪定中の木のことを尋ねてきました。私は「モクレンです。」と答えました。このモクレンも毎年咲かずに、今年も昨年の剪定が遅かったせいか残念ながら咲きませんでした。私は続けて「このモクレンはまだ、咲かせる為の調整の過程で来年か再来年には咲くと思います。」と言いました。

ご近所さんは。「紫ですか?白ですか?モクレンも咲くと綺麗ですね。楽しみにしています。」と。

やっぱり桜が咲くと、通りすがりの人は絶対見ていることを改めて認識しました。
そして、口にこそ出さないものも心の中で「おおー綺麗に咲いた」と思って必ずと言っていいほど次の年も咲くことを楽しみにしています。そして、桜にとどまらず、同じ所に植えられている木についても興味が沸き、どんな花が咲くのか興味を持ったりされるのでした。日本人の心と桜はきっと深い所で結びついているのだと思います。

ご近所さんのお仕事

当方が住んでいる周りは、前の世代の方々が梨畑をやられていた方が多いです。

昨日のお客様は、同じ班内の青年部お知り合いのお宅でしたが、その昔梨畑であった区画の外周部に植えられている暴風木の整理でした。5年程、放置されていたようで3m以上の高さに茂っていました。なにせ、区画が1反ありますので、その2辺だけでも50m近くあります。お客様自身があらかじめ枝落としを始められて、ご自分では落とせない高さや太さの木だけ当方が枝打ちし片付けを一緒になってやりました。1日半掛けて1.2トンの枝葉を片付けました。

慣れているとはいえ筋肉通です。奥さん、良く頑張ってくれました。