昨年8月、前のトラッククレーンがクレーントラブルに加えエンジントラブルを抱えていたのでトラックを更新しました。そのトラックは中古再生トラックでしたのでボディのあちこちは鈑金・溶接により作り直してあるトラックでした。あおり内側の板はメーカー標準ですと張替え不可能なのですが、元々作り直しの時に張り替えていますし、今後も張り替えることが出来るような構造に造り替えられていました。しかし、溶接品質が思わしくなく3月頃に荷台あおり内側の板を押さえていたバーが取れ、外れてはこないものの、早いこと修理しないといけないなあと思っていた所でした。
ようやく、念願の溶接機を入手したので自力修理を試みることにしました。
あおり内側の板を外側からボルトを外し取り外して、錆を除去。溶接する為にアースを取る場所の塗装を剥がし、押さえ板の接合部分のサビと塗装を取ります。
押さえ板とあおり本体は突合せ溶接の為、押さえる板厚分のシム板を挟んで位置合わせをします。
寸法はそれほど狂ってなく、隙間が大きく開いている訳でもないので、比較的容易そうです。
テストの結果、溶け込みは半自動の方が良さげでしたので、アークスタートのしやすさからも半自動溶接で溶接することにしました。
さて、結果は・・・・
うん。まずまずではないでしょうか?強度的に不安は残りますがひとまずしっかりと着いているのでヨシとします。
接合部分を再塗装して終了です。