3月・4月は庭をかまうには最適な時期です。

数年前に一度不要木を伐採したお客様、その後庭木が無くなってしまった為にお付き合いが途絶えていたのですが、5年半越しにお家を新築されたということでご連絡をいただきました。お伺いしまして綺麗になった新居を拝見させていただき、お祝いを述べさせていただきました。既に外構業者によって外構と植栽が施工されていたのですが、入居後1カ月を経て既に問題点が気になりだしてその修正のご依頼でした。

主に植栽の配置や間隔の問題、地被の問題でしたが、その他目隠しの問題・排水の問題・照明の不満等ありました。トータルなコーディネートのバランスの考慮して植栽の配置や目隠し植栽の配置・排水工・境界工・芝生の張りつけ等、小改修を計画します。どれ位雰囲気が変わるか楽しみです。


↑道路から丸見え


↑築山と平地の境界がない


↑花壇部境界を設置し平地部は芝生化

 

LINE@アカウント作りました。

こんにちは。3月も半ばにかかりだいぶ暖かくなってきましたが、今日は少し風が強いですね。近隣では早くも桜の花が咲き始め一足早く本格的な春の訪れを感じています。さて、この度商用LINEアカウントである樹楽苑@アカウントが認証されましたので告知いたします。

LINEアプリケーションより『友達追加』⇒『QRコード読み取り』より友達追加いただくことで今後クーポンやキャンペーンなどの情報ならびに通常の情報発信を受信していただけます。また、お客様からの直接なご意見・ご要望をお聞きすることができます。ぜひ、この機会に登録いただき活用ください。

暖かくなり草が動き始めましたね

今年は春の訪れが早足で、早いところではもう桜が咲き始めています。
三寒四温というように、暖かくなったと思ったらまた風が冷たく強く少し肌寒く感じたりします。雨も降り急に草が動きを始めて庭から顔をだしはじめました。

昨年度からお約束していた雑草対策の砂利敷を本日施工を終えました。
砂利が敷いてあると次から顔を出した草を抜く労力が激減します。
通常ですと草を抜いてからゴミとして処理する為に土を落とす操作が必要なのですが、これが結構手間だったりします。それが、砂利が敷いてあると根は砂利の間に張っているだけなのでスっと抜けますし、土がついていないのでそのままゴミ袋に収集できます。この差は大きいです。特に一定の面積以上やろうと思うと大きく違ってきます。ご主人も大変喜んでくださったようです。

サルスベリの移植

ようやく冷たい風が吹き続ける冬を抜けて、春らしい暖かい日差しが心地よい日がつづくようになってきました。日陰に入るとまだ少し空気は冷たいですが、風がやさしくなっただけでも十分に春の訪れを感じることができます。

そんな昨日はサルスベリの移植を行いました。
お客様のお子様が庭の芝生でフットサルをする為にゴールを設置するのに邪魔になるということで庭の築山の方に移植することにしました。

もともとは門被りの松が植えられていたのですが10年ほど手付かずの間にすっかり形が崩れてしまって、これをもとの形にもどすのも・・・ということで昨年の夏に伐採を決意したものです。

松がなくなり、他の庭の木々もいつのまにか枯れてしまったようで何もなかったので、逆に現在は寂しくなっていたところでした。

今回実際に移植してみて、思いのほか大きいサルスベリだったことに気が付きました。根が浅く遠くに入り込んでいましたので、失った部分が多く本来であればもう少し大きさを切り詰めた方がいいのですが、予想以上の形の大きさと立派さにあえて厳しい条件となるでしょうけれども切り詰めなしにしました。

今後、活着するまでの水やりが成否をわけると思います。
ちゃんと着いておくれよ。

珍しいソテツの剪定

本日は昨日飛込にて急遽電話が入った
「ソテツ」だけの剪定ご依頼のお客様。
雨の切れ間に入れ込みで行いました。
最初「ソテツだけ?」と甚だ不思議に思いましたが、現地に入ってすぐに理解しました。他にも庭木はあるのですが・・・どうでしょう、かれこれ10年くらい手が入っていない状態で、今更手入れをするのもどうかというような状態。少しずつ形を修正したとしても形をある程度整えるまでに5年はかかるような状態でした。ソテツに関してだけ言えば、形というのは崩れようがなくただ葉が開き垂れ下がって隣同士触って詰まった状態になり光を遮るような状態となります。その余分な葉を処理することで整った状態を取り戻すことができます。ご依頼の趣旨も部屋まで光が届くようにすることが目的でした。いちばん大きなもので2.5m程度の立派なソテツで、6本の株立があり十分な大きさでした。大きなリゾートホテルのエントランス前ロータリーとか大規模な建造物の前に植えても十分見栄えのある珍しいソテツでした。おそらく家主さんはそれほどのこだわりもなさそうですので移植も考えましたが、入り口納屋門がくぐり抜けられないことに気づき断念しました。いや、もったいない。

外壁塗装の恐怖

大変ご無沙汰しております。

毎日寒いですが、なんとか生きております。

さて、昨年一年と年が明けてからもなぜだか外壁塗装がブームのようで、昨年だけでも自分の現場や隣の物件での外壁塗り直し工事が4件、今年に入ってからすでに1件となんだか塗装業界が一大キャンペーンを展開しているような気さえしています。

別にそのことは大いに結構なのですが、問題なのはそのすべての現場で一定数の植栽が枯れたり、枯れかかっている被害が発生しているということです。

大幅ディスカウントで仕事を取った為に施工が荒いのかなんなのか知りませんが、こうもすべての現場で植栽が有機溶剤の蒸散剤・飛散剤の暴露を受け枯れたりしているというのは悲しくてしかたありません。家主さんはよもや塗装の影響で枯れたとは想像しておらず、なぜ枯れたんだろう?と口をそろえておっしゃいます。

有機溶剤の影響による枯れの進行は有機溶剤によって葉緑素が変性し光合成能力を失って結果として葉枯れが進行しその結果水の吸い上げができなくなって枝が枯れていくという進行をします。当然、塗装が終わってからじわじわと影響がでますので、塗装との相関を家主さんが感じることはありません。本当に残念なことです。

これから、遅ればせながら啓蒙活動を行っていこうと思います。

 

意外と見られています。

庭の仕事をしていますと、家主の方はもちろんのこと以外と隣家の人々や通り行く人々がその仕事ぶりを見ています。はっきりと「綺麗になりますね」と声をかけていかれる方もいれば、こちらが全然気が付いていなくても数年後にいきなり作業中に声を掛けられ「いつも見ていて、いつかお願いしようと思っていた」と言われて不意に仕事を依頼されることが、昨年あたりから増えてきました。おおよその感覚ですが、だいたい3年位続けて仕事の結果を見られて皆さん安心して声をかけてこられるように思います。先行してご依頼下さっているお客様はチラシにより依頼を下さっていますが、慎重な方?心配症な方?疑い深い方?は他人様が依頼した結果を待って後乗りされているのかも。。。と思っています。

仕事は人が見ている、見ていないにかかわらず全力投球が当たり前ですね。

今年の秋の例大祭も終わりました。

毎年のことですが、11月の始めの日曜日に氏子神社の例大祭があります。
例祭の式典は神社関係者が粛々と進めていきますが、参拝される一般の町民向けに披露されるという側面を持ちつつ神子舞神楽が奉納されます。

数年前より神楽保存会に加入して活動を続けてきて、そろそろ活動の屋台骨を支える年ごろになってきましたので、今年は10月初頭より子供会による獅子舞の指導・巫女舞の笛の伴奏・篠笛の稽古と業務後の疲れた体に鞭打って約一か月間活動しました。当日は生憎の雨となってしまいましたが、小学生の巫女さん達が一生懸命踊ってくれ、祭礼に華を添えてくれました。町内会の方でおでん・団子・しるこ・酒のふるまいがあり、青年部の方で抽選会もあり、町民の人々が神社に親しむいい機会となったことと思います。疲れは残りますが、毎年の秋の風物詩です。

いつもありがとうございます。

急に冷え込みました。
相変わらず身体が冷えると喘息の症状がでます。
先日、娘が朝保育園に行くのを渋り結局現場に同行しました。
当然現場では退屈しのぎの為にあちこち走り回るのですが、そのうち三脚に登ってくるようになりました。そのような所を目撃されていたのかわかりませんが、お迎えの奥さんが出てきてお菓子やシールをくださいました。(なんでタイミング良くシールを持っていたのでしょう。。)
おかげでしばらくの間はおとなしく車の中でシールで遊んだりお菓子を食べたりして落ち着いて過ごしてくれました。お客様のご近所さんにもお世話になり感謝です。

一定のお客様には事前に「ひょっとしたら娘を連れてくることがあるかもしれません」とあらかじめ説明をして同意していただいています。皆さま面倒を見ていただきまして本当にありがとうございます。

困ったお客様

9月も中盤を過ぎますと、庭師は急激に忙しくなります。やはりみなさん、夏を過ぎて伸び放題伸びたカシの木や、これから落ちる葉っぱを気にしたりしだして、もう今なら切っても伸びることはないだろうという判断なのでしょう。きっと・・・

依頼は集中するのですが、毎年定期的に剪定に伺っているお客さまを優先して予定が組んでありますので、電話をしそびれたり、うっかりしていたお客様宅はうかがえなくて、一年剪定を飛ばしたりということがどうしても発生します。そうしますと、そのようなお客様は急遽シルバー人材センター等をあたって剪定を依頼される訳ですが、結局そちらも間に合わなかったり、仕事の具合が満足いかなかったりして、時季外れの時に電話が掛かってきたりします。

本日のお客様も、4年程縁遠くなってしまっていたお客様ですが、この度どうも依頼している業者(シルバー?)の仕事ぶりが気に入らなかったらしく、結局私の所に依頼が戻ってきました。こちらとしては、覚えていてくださってありがたいことですが、実際の所は依頼を掛けていた業者が空返事で「行きます」と言っておきながらすっぽかしたりしていたりして、どうにも業を煮やされていたようでした。

こちらとしましては、せっかく再度依頼をいただいたのですから、しっかりと誠心誠意技術を駆使して剪定をしたつもりでしたが、ご主人は「もっと切ってくれないかなあ」と・・・。これ以上切ったらおかしくなりますと説明をして、なんとかとりとめていただきましたが、内心『前任の業者にも自分の思い込みで注文を付けて困らせていたのでは』と思いました。私としては『庭師にお願いしておいて、丸坊主に近い切り方を要求するなんて、パガニーニを読んでチューリップを弾いてと要求しているようでもったいなあ、それならシルバー人材センターさんにお願いして欲しいなあ』と思った次第です。こちらもプロとして剪定している以上、いくらお客様の要求といえども、わざわざ植栽の形をくちゃくちゃに崩していくことになる剪定を承諾する訳にはいきません。お客様いわく、「それでいい」とおっしゃるのですが、「なんだかなあ」という思いがぬぐえません。今回は私の主張を通し、「これ以上きれません」ということを承諾いただきました。(ご不満そうでしたけど・・・)