去る11月5日に氏子神社の祭礼がありました。
ちょっとした経緯から外来者である私が西尾市に住み着いてからこれまで神楽保存会の活動を行ってきた訳ですが、先月は祭礼3週間前より仕事・子どもの世話・神楽稽古・排水機場点検運転・消防団活動と目まぐるしい1ヶ月でした。
祭礼当日も西尾市一斉防災訓練があり、そちらも参加の必要性はありましたが、天秤に掛けた結果、娘達が巫女舞奉納で舞台に上がる事もあり、祭礼を優先することにしました。
これまでは、そんなことを感じていなかったのですが、今年になって急に地元民と移住民の埋め難い溝を痛烈に感じました。地元で生まれ育った人々は口ではおだてて新しく入ってきた若い住人を受け入れてくれるのですが、その心の奥底では相容れない沸々とした差別意識を抱えていて、いざ一度意を異にすると『よそ者が何言ってやがる』と言わんばかりに排斥にかかるような圧を放ってきます。
『郷に入りては郷に従え』という古いことわざがありますが、令和の世になってもまだ、そのことわざを地で行くような風俗が色濃く残っている感じがます。祭り事に限った話かもしれませんが、少し戸惑う出来事でした。祭礼を終えて1週間が立ち、ようやく自分の気持ちの整理も切り替えられて業務に集中できるようになってきましたが、まだ業務(お客様対応)は業務の方で、意識を集中しきれていない日々が続いています。
お客様が実は本当のお客様でなくて広告代理店のサクラである疑いがあったり、あるいは広告代理店が何かセリフを言わせているのじゃないか?と感じたりとか、どうにも悶々とする日々が続いています。はやく業務だけに集注するようにしたいと思います。