お客様とのやりとり

当方のお客様はご高齢の方が多いです。80歳を超えられますとお身体に色々なことが現れるようになってきます。あるお客様、とても大らかで穏やかなお方ですが、ご主人を亡くされたことが影響したのか気が付かぬまま認知症の症状であると息子夫婦の方からお聞きしました。

これまでも数組のお客様からも親御さんが認知症であるとの事実を告げられたことはありますが、そのどの方の事例では当方では気が付くことができませんでした。1年に1回会う会話では普通にお話しが出来ますし、少々同じことをおっしゃられても1年前に聞いた話でも言ったことを忘れられているのだろうな位にしか考えていませんでした。こちらからの問いかけにも普通に返答がかえってきますし、特段変な受け答えもなく認知症であるとの報告を聞いてもにわかには信じられない位でした。

自身の親も現在認知症ですが、認知症となっても過去の記憶が完全に消えていることはなく、逆に過去の記憶の方が呼び出されやすくなっているように思います。

先週のお客様も私の顔を見たとたんに「西尾から?」と思い出してくださり、「ああ、ちゃんと私は記憶に残っていたんだなあ」と少しうれしくなりました。お身体はまだまだご健常のようで安心をいたしましたし。これからもご健康であって欲しいと思いました。

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