ちょっと今回は愚痴の記事になってしまいます。
先日、2年振りのお客様からのお仕事を請け負いました。
ただでさえ、大きくなりすぎてしまったシマトネリコなので、毎年の剪定でも余裕で1m以上に伸びる枝がでる木なのですが、それが1年越しの2年目なので、それは長く伸びているので、それなりの太さもあり葉の量もそれなりにある枝振りに成長した木々の剪定でした。
通常のお宅の毎年の剪定業務ですと、枝を多く落としたり刈込が多かったりすると重量が多くいくことはありますが、平均すると大よそ1人工あたり100kgの重量が出るのが普段の業務となります。
このお客様のお宅は毎回の剪定でも400kg超の重量が計上されており、前回の業務の時でも家の人に片付けを手伝ってもらってもそれでも二日では片付けきれず、車両に積んで搬送するのも1回につき通常200kg程度が適正の重量になります。
これは枝葉は嵩張ることが原因で細かく裁断して減容して積み込みはしているものの、細断するにも時間がかかりますし、時間と積み込みの効率を考えるとそれ位が限界の値となります。伐採幹ばかりの場合はもっと重量が行くこともありますが、通常の剪定ではそんなもんです。
で、400kg超の剪定枝葉の搬送というのは当然2回以上、ちょっと嵩張れば3回は搬送が必要な計算になります。ところが処理場というのは通常8:30分~4:45分(4:30入場)までしか営業しておらず、朝1番か最終駆け込みで持ち込まないと処理することができません。これを3回搬入が必要な現場となると、どこかで1回時間中に持ち込むことが必要となり当然作業時間を搬送で食う訳です。
これがお客様には理解できず、2日間の作業なら2日分の作業量が確保されていないと信用がどうのこうのという一方的な理論で凄い剣幕のクレームとなる訳です。
こちらとしては細かく説明をしたいところですが、毎回「2日でやって」と一方的に主張されて業務を開始している為に「2日間では物理的に片付けまでやりきる事は不可能です」と宣言しているにも関わらず、業務中でも「あと、この木とこの木もお願い」と勝手に仕事量を増やしてきます。ちなみに、今回も片付け切ってない枝葉を残してきましたが、それでも処理量は590kgでした。もう、これ以上このお客様をお相手する事はできません。そんな出来事があった1月末でした。