実の重みで折れた梅の木の処置(その2)

老木の梅の木が実をたわわにつけすぎたことの重みにより枝が折れ、まずは枝の大多数を剪定し軽くする処置を行いました。その後、裂けてあらわになった樹木内部繊維が腐朽が進行しないように殺菌材入りの皮膜処理を行いました。続けてこれ以上裂けが進行しないように方杖により折れた枝を支え、さらに樹勢を回復する為に根元部分の土壌改良を行いました。今週初めに経過を観察し衰弱など認められなかったので、これからすこしづつ回復していってくれることを期待したいと思います。

腐朽進行防止剤塗布
方杖により折れた枝を支えています。
根元部の土壌にバーク堆肥をすき込んで改良しました。