大きなジューンベリー

ハウスメーカー系新築のお宅ですと、流行の影響というものを強く受けることが多く(おそらくハウスメーカー系列の外構業者が周りに倣って同じ木をユーザーさまに進めることが原因だと思います。)同じ時期に建てられた物件は同じような木が植えられていることが多いです。

で、30年くらい前に建てられたユーザー様は多分に漏れずジューンベリーが植わっていたります。もちろん全然悪い木ではなく、強くてしなやかな枝ぶりですし実がなることも楽しめますし(年を重ねると取りがやってきて実や違う木の種を落としたり、周りを汚したりするので、それが嫌われたりしますが)本来は紅葉を楽しめる木だったりします。(そう謳われるのですが、実はハウスメーカー系住宅の中庭に植えられたりするケースが多く、ほとんどジューンベリーが綺麗に紅葉することは難しく赤くなり切る前に落葉してしまいます。残念)

さて、お庭がお好きなお客様、ご自身でバラやニワトコやジューンベリー・アジサイなどいろいろな木を植えられて管理もされてきたということですが、ジューンベリーについては樹高3mを超えてしまい、もう高枝切りバサミを使っても上手く剪定出来なくなってきたということでご依頼いただきました。自然樹形が美しいジューンベリーですが、お客様も自然樹形を意識して剪定されてきたとのこと。大変綺麗な状態のジューンベリーでした。

剪定についてですが、高枝切りバサミというのは実は高さが届いたとしても切るには水平に近い角度から刃を入れなければならず、下からギリギリ届く所では枝に対して斜めの角度からしか刃が当たらず、さらに刃の中央から先の方しか枝に当たらず、さらに挟み込もうとすると枝が逃げる方向に力が働いてしまう為に思いきり握っても女性の力では上手く切れなかったりします。刃にワイヤーで力を伝えるのもワイヤーの伸びや摩擦で力を奪われてしまうということもあります。まあ、プロに任せていただければ間違いないです。

でも、お客様の剪定のセンスは大変お上手な方で、大きく成長しても大きく形が崩れていることもなくそれ程、大きく切り戻す必要もなく、形を保ったまま樹形を縮小する事ができました。

とてもチャーミングな奥様、今後とも大切にお庭をお楽しみなってください。