過日の話ですが、少し離れた同じ市内のとある町内会より、子ども会所有の花壇部にある木々について、今後管理を継続する事が困難な状況によりこの度整理することのご依頼を受けました。世帯数の少ない町内で新しく転入してくる世帯が増え、古くから住んでいる生粋の人達がどんどん高齢化していく事により、色々な事の維持活動が出来なくなることは時代を反映した致し方ないことなのかもしれません。その花壇の場所は保育園に隣接した空き地になりますが、ネットフェンス越しに隣接している為に保育園の方からはまる見えで、特にすぐ側に遊具がある為にチェーンソーを使って作業していれば、否が央にも皆気が付きます。
作業をしていると、放課となって園庭に出てきた園児達は颯爽と遊具のある所へきて、普段居ない初めて見る人(私)が作業をしている事に気が付きます。なんだか珍しい道具を一杯使って見慣れないメガネ(安全メガネ)を掛けたおじさんに興味深々な訳です。「何してるの?」から始まって「この道具は何するの?」と入れ替わり矢継ぎ早に質問が飛んできます。一人が質問をすれば、それに回答をする前に次の子がまた違う質問をします。人が人を読んで、皆何か面白いことが起こっているんじゃないかという期待感からか、自然に人数が増えます。
こちらは質問に回答する度に新しい質問が飛んでくるので、しばし作業を中断するような形になりました。見かねた保育士さんが、さりげなく子ども達に声掛けをして注意を違う方に向け、違う場所へ上手く誘導してくれました。
子どもたちの質問に答えることも楽しかったので、別に問題はないのですが、いつ終わるか分からない質問や回答しても理解できないだろうなあという回答が思い浮かんだ時など、ちょっと対応をどうしていいか分からなくなる時もありました。いずれにせよ。元気な子どもたちに触れて、こちらも元気をもらえた出来事でした。