芝張り工

山を削った土地に建てられた家や、山から採られた客土などを用いて造成された箇所に芝生が張られていたりした場合、地下に千茅の根が残っていたりして猛威を振るうケースが良くあります。一度千茅が出てしまうと、除草剤で枯らそうとしても根絶することが非常に困難で、特に芝や植栽がある所に出だしてしまった場合は簡単に掘り取る訳にもいかず、どうにも管理できなくなる状態になる場合があります。

今回も千茅が猛威を振るっていた芝生のお庭を思い切って芝生を一度全て剥がし、地下に蔓延った千茅やスギナ、その他雑草の根を根こそぎ堀り取って、再度芝張りし直す施工をさせていただきました。千茅の根は竹の地下茎と同様に横方向につながっており広範囲に渡って一度に撤去しないと根絶することができません。芝生庭前面に渡って掘り起こして地下茎を残らず摘出するのに骨が折れました。通常の張り直しより手間はかかりましたが、その分綺麗になりました。