悪水路脇の放置木の伐採

時代を象徴してなのか、ご主人が癌が原因で亡くなられる方が増えてきています。
当然、奥様一人だけではとうてい片付けることなど出来るはずもなく、特に使用していない土地に勝手に生えてきたクスノキやモチの木類やハゼ類などが気に留められることもなく大きく成長してしまっていて、さあ困ったというケースが増えてきています。今回ご依頼があったのは、水路と川に挟まれた土地で農機具倉庫が建ててある土地ですが、その敷地の川沿いの一角に生えているクスノキとアオギリの木他の伐採のご依頼でした。他にももっと不要木があったのですが、それらは解体業者により重機にて伐根処理されたのですが、奥のこれらの木々は重機が入れない為に取り残されていたのでした。しかも川の土留めギリギリに生えている木はその半分は川の上へ枝を張り出していて、普通に切り落としたのでは川に落ちること間違いなしです。
また、やっかいな案件がやってきたと思いました。(笑)だいたい他の業者があきらめた仕事が当方に舞い込んできます。
こういう案件はパズルのように切り落とす順番があり、切りながら次の枝を切る為の足場を確保しながら搬出のことも考えて空間を開けながら作業していきます。たぶん、外から見ていると何気ないようにやっているように見えますが、この順番が肝で順番を間違えるとアウトな案件です。途中、切断した太い枝が川側に滑り落ちてしまうミスは1回ありましたが、それ以外は事故もなく無事に終えることができました。あーアシスタント欲しい。二人でやってれば落とすことなかったかな。