トサミズキとヒュウガミズキの違い

梅雨入り宣言後、本格的な雨が降らづに暑い日が続いていました。
今の時期はそれぞれの木で新緑の色がとても美しく剪定をしていても気持ちのいい時期です。今日はちょっとした小ネタを紹介します。

3月~4月頃に黄色い沢山の花を咲かせるトサミズキとヒュウガミズキという木があるのですが、この木はパッと見ではなかなか見分けが付きません。微妙に葉っぱの形が違うのですが、葉っぱの形や大きさというのは個体差が結構あったりして決めてに欠けるということもあります。そこで実際どこで見分けるかということですが、花の数で見分けます。この木の花は釣鐘状に枝から垂れ下がるように鈴のような小花がつきます。この数がヒュウガミズキでは3個、トサミズキでは8個以上連なって付きます。近づいて手にとってみれば確実に分かります。しかし、花が付く時期は3月~4月と限られている為に花が散ってしまいますと、識別は困難です。特に葉を落とした冬季はほとんど不可能といってもいいでしょう。木は花に違いが現れること多いです。