桜の力

今日も桜の力を感じる出来事がありました。

昨年までなかなか咲かなかった桜が、今年になって満開に咲き誇ったお客様のお宅がありました。先日の嵐にてほぼ散ってしまった為に本日剪定を行いました。

お客様宅の2軒お隣の夫婦が散歩で前を通り、「この木は何ですか?」と桜の隣に植えられている剪定中の木のことを尋ねてきました。私は「モクレンです。」と答えました。このモクレンも毎年咲かずに、今年も昨年の剪定が遅かったせいか残念ながら咲きませんでした。私は続けて「このモクレンはまだ、咲かせる為の調整の過程で来年か再来年には咲くと思います。」と言いました。

ご近所さんは。「紫ですか?白ですか?モクレンも咲くと綺麗ですね。楽しみにしています。」と。

やっぱり桜が咲くと、通りすがりの人は絶対見ていることを改めて認識しました。
そして、口にこそ出さないものも心の中で「おおー綺麗に咲いた」と思って必ずと言っていいほど次の年も咲くことを楽しみにしています。そして、桜にとどまらず、同じ所に植えられている木についても興味が沸き、どんな花が咲くのか興味を持ったりされるのでした。日本人の心と桜はきっと深い所で結びついているのだと思います。