棒カシと言いましても何のことだかわからない方もおみえになるかもしれませんが、カシの木の木立のものを複数本一列に植えた状態を指してこう言います。外観からは全体でそれらしい独特の雰囲気が出る為に剪定も全体でのまとまりを意識してバランスを調節する必要があります。
先日のお客様、数年剪定管理が滞っていたためにこれらカシの木が隣どうしくっついて、四角い生垣のようになっていました。最初に訪問した時は生垣と見なして四角く刈り込みましたが、カシの木は萌芽力が強くある程度枝葉を保持した状態にしておかないと枝の伸びがすごく一年での盛り返し枝が伸びすぎて手に終えない状態になっていました。結局の所一度全ての枝を整理して落とし、本来のカシの木の姿を取り戻すことにしました。
工数は倍かかってしまいましたが必要な処置でした。