植物の強さ

昨日は日本各地で厳しい寒さでしたね。三河地方は雪に見舞われることは少ないので夜半過ぎに雨だったようですが、日本海側では雪模様だったようです。

そんな翌日は一晩中寒気にさらされた木の葉たちは凍てついており、昨日は松の剪定をしたのですが、その凍てついた葉に次々触れていくとずっと熱を奪われる状態が続き30分程で指先がしびれてきて断念しました。松の剪定をあきらめてカイズカイブキの刈込剪定に作業を切り替えたところ、刈り取る葉がシャリシャリいうではありませんか!なんと葉の中の水分が凍っているんです。人間でいえば血液に相当するような成分が凍っているんです。日中は一日中太陽光線を浴び、夜は氷点下の外気に耐える。植物の生命力ってすごいなと改めて思いました。

 

お客様のお気遣い

私には2歳と5歳になる娘がいます。
本当に親バカ状態な自分がいます。
お客様もそれを見越してか気にかけて下さり、手土産に「娘さんに」とお菓子を下さるお客様がお見えになります。
お心遣いに本当に感謝しております。
もちろん娘達は無邪気にはしゃいで歓びます。
その笑顔をお客様に写真で届けたい位です。
いつもありがとうございます。

ハウスメーカーが提供する新築時の植栽について思う事

朝夕の冷え込みが激しくなりましたね。皆さま体調管理にお気をつけください。

かねてより、そのような感情は持っていたのですが、再び最近ハウスメーカーが新築時に提供する植栽について残念に思うことがあり投稿することにしました。

ハウスメーカーが提供する得意分野はやはり家であって、実際の所ハウスメーカーの営業の人や設計の人も実は植栽設計についてはほとんど素人と言ってもいいのが現状です。注文住宅などの場合完成予想図にどうしても植栽や外溝も含めたパース図の方が見栄えがいいためにどうしても外観図を重視した植栽の描きこみがなされます。この時、実はその植栽がどのような特性をもっていたり、維持管理していく為には何が必要かということは残念ながら説明されることがありません。(そもそも考慮されていない場合もあります。)このことが、15年先・20年先になって正しい管理がされないままに時を経ていると様々な問題を発生します。

例えば・・・
◆「シマトネリコ」が大きくなりすぎて(大きくしすぎて)しまった。
◆ケヤキが植えられている。
ケヤキは自然樹形も逆さ箒型で美しいのですが、広い範囲を占有しますし落ち葉が風に舞いやすく隣の家の人の屋根を越したり雨樋に落ちて詰まりの原因になります。街路樹や公園でこそその本来の美しさを楽しむことが出来る木です。家庭では近隣に迷惑がかからない大きな屋敷のお宅でないと結局無理して小さな形にとどめる為の剪定を繰り返すことになります。
◆植えられている位置が悪い。
将来的にその木がどのような成長をして、どのように枝を広げるかの想像が基本的に欠けている。その為、壁よりに植えられすぎていたり、植栽土が狭すぎる箇所にコニファーなどが植えられていたりする。コニファーは6~7mにまで知らずに成長させてしまうと、植栽土周りを囲っていたレンガを割ったり、台風の時に傾いてしまったりすることが多く発生します。
◆植栽を楽しむ選択になっていない。
外観図重視で樹種を選んでいる為にまず花が付く木を狙って選択されていることがない。そして、基本的に外溝の塀よりも高く突き出ている絵を描いている為に成長が早く大きくなる木が植えられている。これは基本的に後に管理が大変になる要素を含んでいます。植栽は大小・常緑落葉・花のつくものなどを織り交ぜて全体で楽しむ構想にするのが理想的です。

他、細かいことをあげればまだまだありますが、これくらいにして私共のように後の植栽管理を行うものとしてはもう少し、初期の植栽設計の時にきちんと後々庭をどうしていくかの構想をしっかりとした設計をして欲しいと思うことが多々あります。注文を受けたエクステリア業者も植栽に関しては我々庭屋に任せてもらえればと思うのですが、予算的に難しいのかもしれませんね。逆に施主の方は外溝発注する時に植栽抜きで注文をしていただき、植栽設計については直接我々庭屋に任せていただいた方が間違いないといつも思うのであります。

秋雨前線の影響で

本日(10月13日)より秋雨前線の影響で週明けまで、時折雨の降るどんよりとした空模様が続きそうです。

昨日より娘が嘔吐を繰り返している為に本日は一緒にいて様子を見ています。共働き家庭ですので午後家内と交代で世話をしようと思います。

ちいさい子どもの場合、少しいつもと違うお店に外食にいったり買い物にいったりすると、すぐ何かの菌をもらうのか2・3日後に体調不良になることが多いです。まだ、今回は熱が出なかっただけ安心しています。

折しも今週は日曜日に運動会があり、そこで父母の会役員として恋ダンスを踊ったりなどして、続けて疲労がたまっており身体が悲鳴をあげていました。ちょうど自分も身体を休めることができ、娘と共に安静にしていようと思います。

 

鋸研ぎのワークショップ

去る9月30(土)、小牧市の田中造園さん他有志の方々が企画してくれた、鋸研ぎのワークショップに参加してきました。

講師は過去にNHKの『超絶スゴ技!』にも出演したことのある、鋸研ぎの神様とも言われる長津勝一さんです。

独自の切削理論に基づき、木材を綺麗に切りすくい取っていく独自の鋸刃構成により、本当に力を入れることなく木材を切断することが出来る鋸となる目立てを行う神業の持ち主です。

今回は刃の付き方の理論とアサリなし刃でも切れる理由を教示いただきました。理論は理解できましたが、実際にそのように目立て・修正を行うには相当な訓練が必要であり、やはり自分自身ではかなり困難でもし同じものを望むなら長勝鋸(通称でこう屋号を自称されています。)さんに研ぎ修正をお願いするしかなさそうです。鋸研ぎ一筋で65年、他の目立て屋が次々廃業していく中で現在でも鋸研ぎが生業で営業を続けていられるのも、機械研ぎに負けない切れ味と確かな技術を持ち合わせている神業職人である証拠です。おそらく長津さんがもしお亡くなりになられたら、もう同じ研ぎを出来る人はこの世にいなくなるでしょう。そう考えると人間国宝的なお方です。

とりあえず、今回は完成品2丁を注文させていただきました。到着するのが楽しみです。

  

第41回西三河地区神社関係者大会

台風3号が思ったより素早く過ぎさってくれて、特に大きな被害もなく既に晴天の三河地方です。

昨日は第41回西三河神社関係者大会に参加してきました。本来これは各町の神社総代が出席するものですが、一人体調不良の為出席できないということで、代理で私に白羽の矢が当たりました。今年になって年行事という神明奉仕の役が回ってきて急に神道に触れる年となりました。重ねて最近インターネット等で日本の国體保持の話などの情報に触れることも多くなり、色々と建国の歴史に興味を持ち始めています。今回の大会で特別講演で井上和彦氏の講演がありました。先の大東亜戦争にまつわる講演でした。日本のアジア圏における欧米諸国との戦争はアジア各国を植民地支配から独立させる為に戦った戦争だということがわかりました。氏が言われるように確かに日本国内では第2次世界大戦開戦の理由や大東亜戦争の主旨や顛末や今なおアジアの各国と日本の皇室との間にある繋がりやアジアの国々からの感謝などは一切報じられることも教えられることもありません。そろそろ、私たち40歳代の世代が敗戦による自虐史観を改めて正しい歴史認識を伝えないといけない時期かもしれません。

 

小堀遠州作の庭園鑑賞

町内会の旅行にて現在NHK大河ドラマ「女城主直虎」にゆかりのある井伊家の菩提寺である龍潭寺に行ってきました。
小堀遠州の作庭は急な斜面を利用した築山・滝石組・池・借景を利用した山の表現などあり、どのお庭でもおおよその小堀遠州の息吹を感じることができます。龍潭寺のお庭では池の形で「心」の文字を表現し浄土の心を表現したようでした。築山で鶴を右の出島で亀を表現してありました。
とても趣のある庭園でした。

 

やっときた梅雨

いやー、やっと本当に梅雨らしい雨の日々となりました。
昨夜は雷もなっていて、けっこう久しぶりの雷に怖い思いをしました。
この降り続く雨のおかげで、年末までのスケジュールが立てられました。
今年は25年に1回位まわってくる町内会の年行事という神社奉仕の役柄と保育園の父母の会役員という役柄を同時に受けていて、さらには保育園の方は法人設立30周年記念事業の年というなんとも色々なことが当たる年となりました。時間的なことだけでなく、町内会の方でも公民館建設の費用ですとか色々金銭的な出費も重ねてある年となりました。おそらく人生で大きな節目となる年なのでしょう。
少し自分のことを色々と振り返りながらこれからの方向について、この梅雨の期間を使って考えてみようと思います。

トサミズキとヒュウガミズキの違い

梅雨入り宣言後、本格的な雨が降らづに暑い日が続いていました。
今の時期はそれぞれの木で新緑の色がとても美しく剪定をしていても気持ちのいい時期です。今日はちょっとした小ネタを紹介します。

3月~4月頃に黄色い沢山の花を咲かせるトサミズキとヒュウガミズキという木があるのですが、この木はパッと見ではなかなか見分けが付きません。微妙に葉っぱの形が違うのですが、葉っぱの形や大きさというのは個体差が結構あったりして決めてに欠けるということもあります。そこで実際どこで見分けるかということですが、花の数で見分けます。この木の花は釣鐘状に枝から垂れ下がるように鈴のような小花がつきます。この数がヒュウガミズキでは3個、トサミズキでは8個以上連なって付きます。近づいて手にとってみれば確実に分かります。しかし、花が付く時期は3月~4月と限られている為に花が散ってしまいますと、識別は困難です。特に葉を落とした冬季はほとんど不可能といってもいいでしょう。木は花に違いが現れること多いです。

梅雨の季節

今年は梅雨入りが宣言されたと思いきやすぐに梅雨の中休みといって一週間程天気のいい日が続くようです。このまま今年は雨の少ない年になるのか、後ろにずれて長雨が続くのか気になる所です。7月も中ほどまで長雨が続いてしまうとスケジュールに支障がでそうです。