祭礼ウィークを終えて

去る11月5日に氏子神社の祭礼がありました。

ちょっとした経緯から外来者である私が西尾市に住み着いてからこれまで神楽保存会の活動を行ってきた訳ですが、先月は祭礼3週間前より仕事・子どもの世話・神楽稽古・排水機場点検運転・消防団活動と目まぐるしい1ヶ月でした。

祭礼当日も西尾市一斉防災訓練があり、そちらも参加の必要性はありましたが、天秤に掛けた結果、娘達が巫女舞奉納で舞台に上がる事もあり、祭礼を優先することにしました。

これまでは、そんなことを感じていなかったのですが、今年になって急に地元民と移住民の埋め難い溝を痛烈に感じました。地元で生まれ育った人々は口ではおだてて新しく入ってきた若い住人を受け入れてくれるのですが、その心の奥底では相容れない沸々とした差別意識を抱えていて、いざ一度意を異にすると『よそ者が何言ってやがる』と言わんばかりに排斥にかかるような圧を放ってきます。

『郷に入りては郷に従え』という古いことわざがありますが、令和の世になってもまだ、そのことわざを地で行くような風俗が色濃く残っている感じがます。祭り事に限った話かもしれませんが、少し戸惑う出来事でした。祭礼を終えて1週間が立ち、ようやく自分の気持ちの整理も切り替えられて業務に集中できるようになってきましたが、まだ業務(お客様対応)は業務の方で、意識を集中しきれていない日々が続いています。

お客様が実は本当のお客様でなくて広告代理店のサクラである疑いがあったり、あるいは広告代理店が何かセリフを言わせているのじゃないか?と感じたりとか、どうにも悶々とする日々が続いています。はやく業務だけに集注するようにしたいと思います。

毎日暑いですね

今年は昨年にも増してなんだか暑いですね。今週は35度を超える日が多く、雨も降らない日が続いていて本当に暑く感じます。畑の野菜も干上がり気味ですし、剪定した葉もその日の内に蒸したように茶色に変色します。そんな中、昨日の現場でお隣りさんから少し出ているナンテンを切って欲しいとの要望を受け、その場で対応させていただいたのですが、その時・・・

取り掛かったところ、お子さんから「レモネード好きですかぁ?」と可愛らしい元気な声で質問され、最初なんのことが戸惑いましたが、そこは素直に「好きだよ~」と答えました。(笑)

どうやらお母さんから聞くように頼まれたようで「後でお出しします」とまた可愛い回答がありました。ほどなくお母さんの補助を受けながらお子さんがお盆の上にコップ一杯の冷えたレモネードを出してくれました。お母さんが「さっと飲んじゃってください。」とこれまた作業の途中で絶妙な間合いで勧めてくれて、遠慮することなく一杯喉を潤すことが出来ました。

子供にコンタクト取らせるところや、「飲みますか」ではなくて「好きですか」という言葉を選ぶところとか、作業が終わってからではなく作業の途中であるとか、「さっと飲んじゃってください」という声かけとか、この人はもしかしたら昔水商売をしていたんじゃないかと思う程、人に気を使わせない気遣いが自然すぎて、(女子力マイナス30くらいのうちの嫁では絶対に出来ない芸当だなあと思いながら)その後の作業に爽やかに当たることができました。

連日の暑さに気力がやられ気味の所で一瞬の涼風が自分の中に吹き抜けた出来事でした。

突然の遭遇

お昼に昼食を買いにコンビニエンスストアに行きました。
レジ清算を終えて出ようとした所で急に爽やかな青年に「こんにちは!」と挨拶をされました。

マスクをされていたこともあり、どう頭の中を検索してもどこで会った人なのか思い出せなかったので不思議な顔をしていたら、マスクを外してくれました。それでも思い出せずに「どなたでしたか?」と返答しました。すると「剪定でお世話になっている〇〇です。」と自己紹介されたのですが、これまた自分のお客様の中の〇〇さんは1件しかなく、またその〇〇さんは奥さんはハッキリと覚えているのですが、旦那さんは遠目に姿を見たことしかなかったので顔までは分からず、その〇〇さんなのかどうか確信が持てませんでした。そこで、苦し紛れに「ああ、どうもこんにちは!」といかにも今、思い出したかのように返答をしたのですが、その実『いやきっと人違いだと思いますよ』と口に出かかっていたのは抑えました。

まあ、お相手の方の勘違いにせよ、自分が知っている人に偶然思いもしない所で出会った歓びを打ち砕く必要もあるまいと思い、その人が思っている人になりきりました。本当のその人に会った時に会話が成立しなくなる可能性はありますが、まあ、その時になって「じゃあ、あれは誰だったんだ?」と楽しんでくれたらいいとおもいます。万が一、もう一度私と会うことがあったら答え合わせしましょう。(笑)

葛との格闘

独立起業当初から贔屓にしていただいているお客様、先代のお父様が植えられた茶の生垣が珍しく、他ではまず見当たりません。庭師が作った庭ではまず生垣に茶の木を使うことはないでしょう。(【チャドクガ】が大量発生します。何を隠そう【チャドクガ】とは【茶毒蛾】なのです。)

さて、そういうものの、結構刈り揃った茶の木というのは遠巻きに見ても美しく、確かに茶畑も綺麗だなあという印象が脳裏によみがえります。茶畑の場合は天端は丸みを帯びた刈り揃えですが、生垣の場合平に刈り揃えるので、これまた新鮮な感じがします。そして、茶の新芽の色はやはり美しいです。

さて、そんな茶の木の生垣なのですが、ようやくここ数年で綺麗に刈り揃いの面が出るようになりましたが、それまでは茶の木の根元に蔓延った葛が大量にあり、それらが茶の木を覆いつくすように天を覆うので、正味茶の木の新芽は綺麗に出揃っていませんでした。

そんな状況を改善すべく、葛専用に開発された打ち込み型枯らし剤を数年に渡り葛の根本に打ち込み続けようやくある程度抑え込むのに成功しました。

しかしながら、葛は枯れたと思った根株からでも2年くらい経つと新しい蔓が伸び出して、また横に広く細い蔓を這わせては着地し、そこに根を出して栄養を得るという恐ろしい繁殖戦略を取っている為に根絶するのが本当に難しいです。(地面スレスレの所で放射状に蔓を伸ばし、どこか一ヶ所切断したとしても迂回路から水分や養分を吸えるという構造になっています。)

毎年、蔓をむしりとるという操作を行っているのですが、撤去する以上に増殖する数が多く、ハッキリ言って根負けします。

『にんにく』を収穫しました

昨年の夏に食用にニンニクを買いました。
結構こまめに食べたつもりでしたが、あまりにも沢山ありましたので、植えることにしました。ニンニク栽培は初めての経験でしたが、思いのほか土が良かったのか、立派なニンニクが採れました。チャーハンに炒め物に麻婆豆腐に色々楽しもうと思います。^^

子ども達は「臭い」と言って逃げていきます。皮を剥いていなくても結構強烈な臭いが部屋に立ち込めています。今年はニンニク食べて夏バテ防止しようと思います。

水防訓練に参加しました

3年前よりどういう因果か町内会長が退任する際に来期機能別消防団員としてなんとかお願い出来ないかという依頼があり、なんとなく断ることが出来ずに受けました。
これまでに何か消防的活動をしたことがある訳でもなく、なにからなにまで初体験のことばかりでしたが、なんとか活動をしています。

そして5月21日(日)にこれから入る梅雨や台風の季節を前にして矢作川河川敷にて市の危機管理課主催の水防訓練に参加してきました。夏を思わせる暑さの中、汗を流しながら訓練活動を行いました。

【月の輪工】
堤防裏へ漏水した水にを閉じ込め、堤防内外での圧力差を少なくして漏水を少なくする工法

【シート張り工】

川側の堤防が浸食されて崩壊するのを防ぐ

【積土のう工】

洪水によって堤防が沈下したり、増水が速くて堤防を越しそうになった時に土のうを積み上げ高さを増す

ご近所様からアサリをいただきました

三河湾でも少し前に潮干狩りが解禁されました。ご近所さまが週末は雨でしたが早速潮干狩りに行かれたようで、いつもお孫さんが家に遊びにきていることもありアサリの御裾分けをいただきました。とても大ぶりで身の詰まったアサリで早速味噌汁にしていただきました。

やはり旬のものは美味しいですね。ありがとうございました。

MS250スタータートラブル

先の伐採作業にて大活躍をしてくれたSTHILのMS250、高圧縮比のエンジンでパワフルで高出力、ガイドバー長45cmを100%使用しても力負けすることなく作業が出来るため、調子に乗ってフルスロットルのままガンガン切り進んでいました。

当然排出される切り粉の量も凄いのですが、あまり気に留めることもなく作業を続けていました。チェーンソーのエンジンはスターター部内側に取り付けられたFANで冷却用空気を吸い込みながら、それをエンジン冷却にも利用しているという設計の為ボディ左側からエアーを吸い込む構造となっている為、この大量に排出される切り粉をどうやら吸い込んだようで、それがスターター爪駆動部に入り込み、スターター初動回転時の爪がかみ合うスペースを殺していたようでした。それに気づかず、【切断】⇒【停止】⇒【再始動】を繰り返す内に「ガリガリ」という音がしたと思ったらスターターが空転しエンジン始動をすることが出来なくなりました。

症状的には「あっ何か破断したな」という感覚はあったのですが、その後何度か始動を繰り返す内に、掛かる時と掛からない時があり何やら爪の動作に不確実性があり、なんとなくですが、破断しかかっているけどなんとか耐えて繋がっている状態なのかなあとおぼろげに想像できました。ただ、作業が未完でしたので中断する訳にも行かず様子をうかがいながら作業を継続し、何とか繰り返しエンジン始動することができその日の作業を終えることができました。

後日、分解確認したところリコイルスターターの爪先端部分が少し欠けており破断しかかっていました。爪の角度によってはかろうじて引っかかることにより始動は出来ているという状態のようでした。他の機種では爪は両側にあると思われますが、当該モデルは片側にしかないようでちょっと驚きました。部品だけでの購入が可能でしたので補給品を注文しました。

高圧縮比モデルなのですから爪の部品強度を上げていてほしかったですけど、それ以上に使い方がまずかったのでしょうか・・・

山の隣地境界部の木々

山の所有地の境界というのは、杭が打ってあるのかどうかもハッキリしないし先代・先々代の人が適当に覚えていたりして、本人すらしっかりと息子に説明が出来ていないままに相続がなされてしまっていたりします。今回もお嫁さんではご主人の生前に何も聞いていなかった土地の為、ハッキリと境界が分かる人が誰もいない状況のまま、隣地の人の土地(家が建っている)の方へ竹や木が大きく張り出してしまい影を落としている為に、隣地宅の人の方から終活の一環として相談がありました。本来でしたらご本人同士話し合いを行っていただきたい所ですが、どうにも素人さんでは処置が出来ない程の大きさにまで成長してしまった木々ですので、業者からどれくらいの予算が掛かりそうかの話も含めて打診して欲しいとのことでした。

まあ、業者の見解としては「確かに素人さんでは無理な状況ですね。」という状況でしたので、業務として引き受けた上で山の所有者の方にお話しさせていただきました。

河川敷とかもそうですが、以外に昭和初期の頃っていい加減に土地の所有権を先に登記してしまった人勝ちのような土地ってありますよね。それならそれで、境界などしっかりと息子さんに説明して相続していただいて欲しいものです。

冬の風物詩

しばらくぶりの投稿となりました。更新をサボッていてすみません。💦

何せ冬の寒さは身体に堪え1日が終わると、それだけで体力を消耗した感じがあります。

業務を終えて、子ども達を児童クラブへ迎えに行き、ご飯を食べさせて入浴すると、もう自然と瞼が重く感じられ、頭は船をこぎ出します。何度かフラっと頭が揺れた所でもう、

「ゴメン、パパ疲れたから先に寝るね。」と子ども達に言い残し寝室へ向かうのでした。

母親がもう少し早く帰ってきてくれればいいのですが、母親としての自覚が無いのか、ただの仕事人間なのか、子ども達よりも自分の仕事を優先する感じの人です。

さて、冬の剪定に付きものというのは、冬はエサを見つけるのに苦労するのか、剪定をしていると必ずと言っていいほど、何かしらの鳥がすぐ近くまで来ます。

今年は百舌鳥(モズ)の姿を良く見ました。

本当に近く(1m~1.5m位のところ)まで寄ってきてはこちらをじっと見つめ、切り落とした枝と一緒に毛虫やカメムシなどが落ちると、さっとそれを拾いに降下して、ついばんで飛び去っていきます。

近くの木の枝の懐に入り込んだなあと思っていると、やはりその木の枝に刺して『はやにえ』を作っているようです。

作られた『はやにえ』が後日無くなっている所を見たことがないので、本当に後で食べているのか疑問に思う所ですが、モズならではの保存食の習性なのでしょう。

昨年まではジョウビタキを良く見かけたのですが、今年はモズばかりなので、年によって何か傾向があるのかもしれません。

いずれにせよ疲れてフッと顔を上げた時に鳥と目が合うと、何となく癒されます。

まだまだ、寒い日は続きそうですが、頑張ろうと思います。