里山での仕事

先日、お客様からのご紹介により山奥深くの里山集落のお客様のお仕事がありました。

前も後も山で覆われた谷戸にあたる所で麓に住宅があり、中央部に田が広がる絵にかいたような里山集落でした。

入ってきた引き込み道の道以外に集落に出入りする道はなく、配達の車以外はめったに入ってこない場所でとても静かでいい現場でした。

周りには至る所にイノシシ除けの電気柵や防護柵があり、見た目にも自然豊かな里山であることが感じられる環境でした。

このような土地で生活を送る人々は古くは自給自足的な生活様式を送られてきたのでしょう。静けさの中に芯のしっかりとした精神的強さを備え、日々とても丁寧な生活を送られている感じが、家やその周りの整備状況から伺えました。山の中で生活を維持していくことって、色々とやること多いですよね。今日はこれを終わらせて、明日はあれを終わらせてと一つづつ丁寧に順々にこなしていくという姿勢を感じることができました。

当方はお庭の整備という役割だけを担当させていただきましたが、忘れかけていた『生きる』という根本的なことを思い起こさせていただいたような出来事でした。そして、なぜかわかりませんが、精神的な安定を取り戻すことができました。

何を隠そう、自身の血縁のルーツが山の奥であることが関係していてDNAに山の生活が残っているのかもしれません。

困ったお客様

ちょっと今回は愚痴の記事になってしまいます。
先日、2年振りのお客様からのお仕事を請け負いました。
ただでさえ、大きくなりすぎてしまったシマトネリコなので、毎年の剪定でも余裕で1m以上に伸びる枝がでる木なのですが、それが1年越しの2年目なので、それは長く伸びているので、それなりの太さもあり葉の量もそれなりにある枝振りに成長した木々の剪定でした。

通常のお宅の毎年の剪定業務ですと、枝を多く落としたり刈込が多かったりすると重量が多くいくことはありますが、平均すると大よそ1人工あたり100kgの重量が出るのが普段の業務となります。

このお客様のお宅は毎回の剪定でも400kg超の重量が計上されており、前回の業務の時でも家の人に片付けを手伝ってもらってもそれでも二日では片付けきれず、車両に積んで搬送するのも1回につき通常200kg程度が適正の重量になります。

これは枝葉は嵩張ることが原因で細かく裁断して減容して積み込みはしているものの、細断するにも時間がかかりますし、時間と積み込みの効率を考えるとそれ位が限界の値となります。伐採幹ばかりの場合はもっと重量が行くこともありますが、通常の剪定ではそんなもんです。

で、400kg超の剪定枝葉の搬送というのは当然2回以上、ちょっと嵩張れば3回は搬送が必要な計算になります。ところが処理場というのは通常8:30分~4:45分(4:30入場)までしか営業しておらず、朝1番か最終駆け込みで持ち込まないと処理することができません。これを3回搬入が必要な現場となると、どこかで1回時間中に持ち込むことが必要となり当然作業時間を搬送で食う訳です。

これがお客様には理解できず、2日間の作業なら2日分の作業量が確保されていないと信用がどうのこうのという一方的な理論で凄い剣幕のクレームとなる訳です。

こちらとしては細かく説明をしたいところですが、毎回「2日でやって」と一方的に主張されて業務を開始している為に「2日間では物理的に片付けまでやりきる事は不可能です」と宣言しているにも関わらず、業務中でも「あと、この木とこの木もお願い」と勝手に仕事量を増やしてきます。ちなみに、今回も片付け切ってない枝葉を残してきましたが、それでも処理量は590kgでした。もう、これ以上このお客様をお相手する事はできません。そんな出来事があった1月末でした。

業務中の来訪者

冬になると鳥たちが食べ物が少なるなるのか、剪定をした時に葉の間から零れ落ちる毛虫やカメムシなどを狙ってやってきます。生きる為の捕食ですので、確実に次々獲物を落としてくれる庭師という対象は鳥たちにとってとても歓迎できる存在のようで、逃げるどころかこちらが移動する所々へ追ってきてはすぐ脇の枝にとまって様子を見ています。その姿がとても愛らしく、少し離れるとサッと地面に舞い降りて素早く獲物を啄み飛び去る様は生命の営みを間近でみられるとてもいい教材です。今年は百舌鳥(モズ)の姿を多く目にします。メジロを目撃したいのですが、メジロはどちらかというと昆虫より花の蜜を好むようなので、もう少しサザンカの花が咲いていたり梅の花が咲く頃にならないと見られないかもしれません。

祭礼ウィークを終えて

去る11月5日に氏子神社の祭礼がありました。

ちょっとした経緯から外来者である私が西尾市に住み着いてからこれまで神楽保存会の活動を行ってきた訳ですが、先月は祭礼3週間前より仕事・子どもの世話・神楽稽古・排水機場点検運転・消防団活動と目まぐるしい1ヶ月でした。

祭礼当日も西尾市一斉防災訓練があり、そちらも参加の必要性はありましたが、天秤に掛けた結果、娘達が巫女舞奉納で舞台に上がる事もあり、祭礼を優先することにしました。

これまでは、そんなことを感じていなかったのですが、今年になって急に地元民と移住民の埋め難い溝を痛烈に感じました。地元で生まれ育った人々は口ではおだてて新しく入ってきた若い住人を受け入れてくれるのですが、その心の奥底では相容れない沸々とした差別意識を抱えていて、いざ一度意を異にすると『よそ者が何言ってやがる』と言わんばかりに排斥にかかるような圧を放ってきます。

『郷に入りては郷に従え』という古いことわざがありますが、令和の世になってもまだ、そのことわざを地で行くような風俗が色濃く残っている感じがます。祭り事に限った話かもしれませんが、少し戸惑う出来事でした。祭礼を終えて1週間が立ち、ようやく自分の気持ちの整理も切り替えられて業務に集中できるようになってきましたが、まだ業務(お客様対応)は業務の方で、意識を集中しきれていない日々が続いています。

お客様が実は本当のお客様でなくて広告代理店のサクラである疑いがあったり、あるいは広告代理店が何かセリフを言わせているのじゃないか?と感じたりとか、どうにも悶々とする日々が続いています。はやく業務だけに集注するようにしたいと思います。

毎日暑いですね

今年は昨年にも増してなんだか暑いですね。今週は35度を超える日が多く、雨も降らない日が続いていて本当に暑く感じます。畑の野菜も干上がり気味ですし、剪定した葉もその日の内に蒸したように茶色に変色します。そんな中、昨日の現場でお隣りさんから少し出ているナンテンを切って欲しいとの要望を受け、その場で対応させていただいたのですが、その時・・・

取り掛かったところ、お子さんから「レモネード好きですかぁ?」と可愛らしい元気な声で質問され、最初なんのことが戸惑いましたが、そこは素直に「好きだよ~」と答えました。(笑)

どうやらお母さんから聞くように頼まれたようで「後でお出しします」とまた可愛い回答がありました。ほどなくお母さんの補助を受けながらお子さんがお盆の上にコップ一杯の冷えたレモネードを出してくれました。お母さんが「さっと飲んじゃってください。」とこれまた作業の途中で絶妙な間合いで勧めてくれて、遠慮することなく一杯喉を潤すことが出来ました。

子供にコンタクト取らせるところや、「飲みますか」ではなくて「好きですか」という言葉を選ぶところとか、作業が終わってからではなく作業の途中であるとか、「さっと飲んじゃってください」という声かけとか、この人はもしかしたら昔水商売をしていたんじゃないかと思う程、人に気を使わせない気遣いが自然すぎて、(女子力マイナス30くらいのうちの嫁では絶対に出来ない芸当だなあと思いながら)その後の作業に爽やかに当たることができました。

連日の暑さに気力がやられ気味の所で一瞬の涼風が自分の中に吹き抜けた出来事でした。

突然の遭遇

お昼に昼食を買いにコンビニエンスストアに行きました。
レジ清算を終えて出ようとした所で急に爽やかな青年に「こんにちは!」と挨拶をされました。

マスクをされていたこともあり、どう頭の中を検索してもどこで会った人なのか思い出せなかったので不思議な顔をしていたら、マスクを外してくれました。それでも思い出せずに「どなたでしたか?」と返答しました。すると「剪定でお世話になっている〇〇です。」と自己紹介されたのですが、これまた自分のお客様の中の〇〇さんは1件しかなく、またその〇〇さんは奥さんはハッキリと覚えているのですが、旦那さんは遠目に姿を見たことしかなかったので顔までは分からず、その〇〇さんなのかどうか確信が持てませんでした。そこで、苦し紛れに「ああ、どうもこんにちは!」といかにも今、思い出したかのように返答をしたのですが、その実『いやきっと人違いだと思いますよ』と口に出かかっていたのは抑えました。

まあ、お相手の方の勘違いにせよ、自分が知っている人に偶然思いもしない所で出会った歓びを打ち砕く必要もあるまいと思い、その人が思っている人になりきりました。本当のその人に会った時に会話が成立しなくなる可能性はありますが、まあ、その時になって「じゃあ、あれは誰だったんだ?」と楽しんでくれたらいいとおもいます。万が一、もう一度私と会うことがあったら答え合わせしましょう。(笑)

葛との格闘

独立起業当初から贔屓にしていただいているお客様、先代のお父様が植えられた茶の生垣が珍しく、他ではまず見当たりません。庭師が作った庭ではまず生垣に茶の木を使うことはないでしょう。(【チャドクガ】が大量発生します。何を隠そう【チャドクガ】とは【茶毒蛾】なのです。)

さて、そういうものの、結構刈り揃った茶の木というのは遠巻きに見ても美しく、確かに茶畑も綺麗だなあという印象が脳裏によみがえります。茶畑の場合は天端は丸みを帯びた刈り揃えですが、生垣の場合平に刈り揃えるので、これまた新鮮な感じがします。そして、茶の新芽の色はやはり美しいです。

さて、そんな茶の木の生垣なのですが、ようやくここ数年で綺麗に刈り揃いの面が出るようになりましたが、それまでは茶の木の根元に蔓延った葛が大量にあり、それらが茶の木を覆いつくすように天を覆うので、正味茶の木の新芽は綺麗に出揃っていませんでした。

そんな状況を改善すべく、葛専用に開発された打ち込み型枯らし剤を数年に渡り葛の根本に打ち込み続けようやくある程度抑え込むのに成功しました。

しかしながら、葛は枯れたと思った根株からでも2年くらい経つと新しい蔓が伸び出して、また横に広く細い蔓を這わせては着地し、そこに根を出して栄養を得るという恐ろしい繁殖戦略を取っている為に根絶するのが本当に難しいです。(地面スレスレの所で放射状に蔓を伸ばし、どこか一ヶ所切断したとしても迂回路から水分や養分を吸えるという構造になっています。)

毎年、蔓をむしりとるという操作を行っているのですが、撤去する以上に増殖する数が多く、ハッキリ言って根負けします。

『にんにく』を収穫しました

昨年の夏に食用にニンニクを買いました。
結構こまめに食べたつもりでしたが、あまりにも沢山ありましたので、植えることにしました。ニンニク栽培は初めての経験でしたが、思いのほか土が良かったのか、立派なニンニクが採れました。チャーハンに炒め物に麻婆豆腐に色々楽しもうと思います。^^

子ども達は「臭い」と言って逃げていきます。皮を剥いていなくても結構強烈な臭いが部屋に立ち込めています。今年はニンニク食べて夏バテ防止しようと思います。

水防訓練に参加しました

3年前よりどういう因果か町内会長が退任する際に来期機能別消防団員としてなんとかお願い出来ないかという依頼があり、なんとなく断ることが出来ずに受けました。
これまでに何か消防的活動をしたことがある訳でもなく、なにからなにまで初体験のことばかりでしたが、なんとか活動をしています。

そして5月21日(日)にこれから入る梅雨や台風の季節を前にして矢作川河川敷にて市の危機管理課主催の水防訓練に参加してきました。夏を思わせる暑さの中、汗を流しながら訓練活動を行いました。

【月の輪工】
堤防裏へ漏水した水にを閉じ込め、堤防内外での圧力差を少なくして漏水を少なくする工法

【シート張り工】

川側の堤防が浸食されて崩壊するのを防ぐ

【積土のう工】

洪水によって堤防が沈下したり、増水が速くて堤防を越しそうになった時に土のうを積み上げ高さを増す

ご近所様からアサリをいただきました

三河湾でも少し前に潮干狩りが解禁されました。ご近所さまが週末は雨でしたが早速潮干狩りに行かれたようで、いつもお孫さんが家に遊びにきていることもありアサリの御裾分けをいただきました。とても大ぶりで身の詰まったアサリで早速味噌汁にしていただきました。

やはり旬のものは美味しいですね。ありがとうございました。