いつものことですが

当方は本当にお客様に恵まれています。
皆さま、本当に優しい方々で仕事が終わった後にご家族のことも含め話し込んで帰宅の時間が遅くなってしまうこともしばしばあります。

当方が予定をギリギリで入れてしまっている為に、娘達のお迎えや町内の寄合など色々な予定ギリギリで動きバタバタしているのが年間を通しての印象です。

でも、お仕事だけの関係でなく、このようにお互いの私的なお話が出来ることはとてもありがたいことです。いつもありがとうございます。

防草対策工事

今年は暦の上では春に入っても寒の戻りがあったり気温があがらなかったりしましたが、ようやく急激に暖かくなってきました。そのせいか、新芽の吹き出しや雑草の生え方がいつもより目立つような気もします。

ご高齢になってきますと、やはり腰を下ろしての長時間の作業は苦痛で出来るだけ雑草が出ないようにという要望は常に強いです。今回砂利の敷いてあった所で荒れてきたりしていた箇所について再整備させていただきました。

ようやく開花

我が家の梅がようやく開花しました。
今年は寒さが長引き、どちらも梅の開花が遅れていました。
随分膨らんだ蕾を眺める期間が長く、待望していた分、一斉に開花した今年の梅は、いつもより綺麗に感じます。
隣に植えられているサンシュユの蕾も、もう半分開き掛け、数日の間に開花が始まりそうな予感です。
3月初め、強風な嵐に見舞われましたが、春の訪れとなったようです。

これから桜へと続く開花の繋がりがとても楽しみです。

景石の移動

お庭は一度作ってしまいますと、なかなか作り替えるのは大変な労力を要するものです。

それでも、植えた時は小さかった木も大きくなり、屋敷の塀を超えて外に枝を張り出したりするなどしたり、隣同士の枝が交差するようになったりするなどして、少しだけでも木々の位置を移動したい場合などはあります。

そうした時に、木を動かす為にはそれに先立ち据えられている景石などを動かして空間を創ってあげないと動かしようがない場合などがほとんどです。これは、もともと景石や木々を空きがないように配置して庭を形作っている為にどうしても一部だけをさわろうとしても、引きつれて関連する場所に配置されているものも動かす必要にせまられるということです。今回、懇意にさせていただいているお客様で町内の方より車道側に出ている枝について何かしら言われたようで、少し木を内側にずらしたいというご要望がありました。折しも枝が擁壁を押しており確かに少し擁壁より少し離した方が今後のことも考えるといいと思われます。しかし、その木の内側には大きな景石が据えられており、今回木をずらす為にはその景石もずらす必要が出てきました。この景石をずらすというのが単純そうで結構難儀なことなのです。1tを超える石を吊って横に動かすのも大変ですが、その石が移動する場所に新たに空間を作る(穴を掘る)のもまた結構大変な作業となります。初回に庭を造る時は通常石を据えてその後に土を入れ込んで固定しますので、何も無い箇所に石を据えるのは比較的作業の自由度があります。移動となりますと沈んでいる石を掘り上げてさらに移動させて(その移動させる先には据える為の穴を掘り)思い通りの向きに据えなおすというのは、なかなか骨が折れます。今回、その為の石の埋まりの深さを確認して次回移設の計画を立てました。現代はクレーンがありますのでなんとかなりますが、古くは大又を組んでチェーンブロックで引き揚げてコロで横に移動させてと、それはそれは大変な作業でした。次回工事が無事にいくことを願っています。

 

お金ではなく

自分が修行をしていた時にお付き合いのあったお客様(法人様)の植栽管理に入らせていただきました。工場駐車場入り口の植込みと駐車場外周部生垣の枯れ込んでしまった部分の補植を行いました。植込みは修行当時の親方がいけないのですが、ヒペリカムの植込みが鳥を呼び、クスノキをはじめ他の自然木の種を運び色々な木が混ざって手に負えない状況になりつつありましたので、総入れ替えを行いました。ヒペリカムの根、強かったです。

社長からは珍しいご自身の人生一代の貴重なお話をいただき感謝申し上げます。

インフルエンザB型

今年はインフルエンザB型が蔓延しているようです。

先週から娘が熱を出しては下がってを繰り返し、検査をしても反応がでていなかったのですが、とうとう月曜日に上の娘が発症しました。続けて下の娘も発症し今週は登園不可です。私もずっと添い寝をしているので、今夜あたり発熱しないか心配です。

仕事が一週間程度空いてしまいましたが、仕方ありません。

 

今年もやってきました

冬は空気が冷たいですね。でも、この冷たい空気だからこそ、それに耐えるように葉を作る針葉樹などは冬の時期の剪定が適しています。

で、松の剪定をこの時期するわけですが、松の剪定を行いますとすくなからず松毛虫がいて、それらを地面に落とすことになります。それを鳥たちは知っていて、松の剪定をしていると必ずといっていいほどジョウビタキがすぐ傍(1.5m~2mほど)で獲物を狙って待機しています。そして、私がトイレ休憩や昼食などでその場を離れると地面に降り立ってあちこちついばんでいます。それを少し離れて眺めるのが毎年この時期の風物詩となっています。ジョウビタキは人間に対する警戒心も少ないですし、綺麗な白いお腹周りの毛と境界の薄い黄色を帯びた毛がとても愛くるしく感じています。違う場所に移動するとジョウビタキもついて移動してくるのがとてもかわいいです。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
昨年は数件工事をいただき感謝しております。
庭師として庭の維持管理はとても大切な業務の一つですが、やはり
石や垣根を触ったり植栽の配置を決めたりする業務というのは自分の技能を発揮できる業務であり、また時としてそのような業務を行うことで技や感覚を忘れさせないことはとても大切なことだと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

また、一昨年導入した新型ハーネスを用いた高木の特殊剪定業務も回数を重ねることにより業務レベルが上がってきました。高所作業者が入れない場所での支障木・危険木の剪定の技術も確実に上がってきています。高木の処理にお困りの方、ぜひ当社にご相談ください。

年の瀬は体が悲鳴をあげます。

2017年は色々と自分自身の転機となる年でした。新しい出会いがあり、娘の保育園での役員になり、町内でも今後毎年続く行事の役をまかされ、仕事でも新しいお客様に恵まれる年となりました。全てが好転していく連鎖を見せ、これから先の見通しが明るく感じられるようになる一年でした。来年は成長する業態と衰退していく業態と二極化が進む年になるという予想を聞いています。早い段階で目標と計画を立て、ひとつづつ前に進んでいき落ちこぼれることないように激動の世の中についていこうと思います。今年一年どうもありがとうございました。年の瀬は毎年のことですが、最後の追い込みの仕事続きで体が悲鳴を上げています。かと言って、この年末の仕事は誰か他の人に任せることが出来ない仕事。毎年年末までに終えられるかどうかハラハラしながら年を重ねる体にムチを打っています。仕事を完了して清々しい気持ちで新年を迎えたいものです。

※写真は今年初めて手入れをすることになった樹高役8mの松です。
正確にやると時間が足りないので今年はこんな感じです。

 

植物の強さ

昨日は日本各地で厳しい寒さでしたね。三河地方は雪に見舞われることは少ないので夜半過ぎに雨だったようですが、日本海側では雪模様だったようです。

そんな翌日は一晩中寒気にさらされた木の葉たちは凍てついており、昨日は松の剪定をしたのですが、その凍てついた葉に次々触れていくとずっと熱を奪われる状態が続き30分程で指先がしびれてきて断念しました。松の剪定をあきらめてカイズカイブキの刈込剪定に作業を切り替えたところ、刈り取る葉がシャリシャリいうではありませんか!なんと葉の中の水分が凍っているんです。人間でいえば血液に相当するような成分が凍っているんです。日中は一日中太陽光線を浴び、夜は氷点下の外気に耐える。植物の生命力ってすごいなと改めて思いました。