神社のイチョウの木の剪定

以前にケヤキの枯れ木の伐採を納めさせていただいた禰宜様から禰宜様繋がりでご紹介を頂きまして、また違う禰宜様から担当神社のイチョウの木の剪定をご依頼頂きました。

数年前に氏子の工務店さんが登って剪定した経緯があるようですが、やはり素人さんの剪定ですのであまり状態が良くなく、また前回剪定よりかなり年数が経っているようでかなり茂っており、落ち葉が隣家さんの雨樋を詰まらせたようで、さらに土化していることが原因で雨漏りまで発生しているようでした。当然の流れとして神社の方へなんとかして欲しいという要望は出されていたようで2年程前から継続して要望が出されていたみたいでした。

ただ、このイチョウの木が植えられている周囲が祠や拝殿や境界ブロックにより囲まれており、高所作業車が入らない為にずっと手付かずのようでした。おそらく前回登って処置をされた担当者は高齢になったか、落ちて怪我をされたかなどして、再度依頼することが不可能な状況なのだと思います。いずれにせよ当方のような珍しい特殊作業を請け負う業者を知り今回ご指名をいただきました。

毎度のことなのですが、このような大木の作業を見積もる時、地上から見上げて想像する大きさ(太さ)と実際登って目の当たりにした時とではかなり大きさ(太さ)の目測に相違があって、おおよそ毎回実際よりも簡単な作業内容に想像して見積りを出す為に、やり始めてから後悔することが多いです。「ああ、提示した価格ではちょっと厳しいなあ・・・、でも、もう言っちゃったしな・・・」と。

それと、作業車が入らない環境ですので、片付けに要する工数が剪定に掛かる工数にも増して必要になってくることが多く、この片付けに掛かる工数を正確に見積もるのがいつも困難なことが多く、見落としている場合すらあります。

初期に提示した工事日程より二日多めに掛かりましたが事故もなく無事に任務を終えることが出来ました。ご用命誠にありがとうございました。