田んぼとの境界法面に生えた自生木の処理

マキの木がありますと、どうしても鳥が他の木の種を運んできます。

多くはクスノキやクロガネモチだったりするのですが、今回はナンキンハゼやセンダンやケヤキだったりしました。

何年放置されたのでしょう。隣の田んぼに完全に上空で入り込んでいて、そのままではマズいので伐採をしました。稲刈りが終わった所を見計らって台風がくる前に処置しました。


↑センダン、結構太いし株立になってしまっている


↑まずは1本


↑株立のもう1本


↑予定どおり無難に伐倒

毎日本当に暑いですね。

夏が暑いのはあたりまえのことだと思っていますし、暑いからこそ夏だと思っています。

しかしながら、今年はまた昨年に増して暑くなってませんか!

1年超すごとに体が衰えているのか、同じ現場がきつく感じます。

時間的には昨年より少しづつ早く出来るようになっているのですが、暑さによる疲労度が年々増しています。また、今秋は夜も熱帯夜で寝苦しく零時近くなるまで寝付くことができず、思うように疲労が回復せずに体が重く感じています。

あまりに背中がピキピキ痛むので今日は予定を返上しようと空けたのですが、

結局やらないといけない現場が溜まっているので、その中で比較的負荷の軽い現場を予定を差し替えて今日行いました。お盆はもうすぐです。休めない方も多いかとおもいますが、あと少し頑張って乗り切りましょう。

落ち葉の腐植土の役割

 

落葉樹ではないのですが、ウバメガシの落ち葉(刈り込んで落ちたものも含む)が積もっていい感じにフカフカして植土を形成していました。結果ドングリが多数発芽していました。なかなかの発芽率だと思います。

このように植土は水を長期に渡って含んで落ちたドングリを隠すように包み込みふやかす効果があります。落葉樹の森が豊かになっていくのもこの植土の効果です。なんだか子どもたちに見せたくなりました。

初・草刈り仕事

今年初めて工場跡地の管理遊休地の草刈り業務を受けました。
これまでも個人宅の芝生部分を草に占領されたケースとかで草刈りをしたことはありましたが大規模なものは初めてでした。

当社は小規模事業者ですのでハンマーナイフモアなどの除草車両を持っているわけでもなく、結局肩掛け式の刈り払い機による人力での刈込と集積・運搬による業務でした。

いやー面積が広いってことがこんなに大変なことだと思っていませんでした。
これまで公共事業を受けてきた訳ではなかったので、通常の沿道や河川敷の草刈りに参加したことはありませんが、あのような面積だったらと思うとぞっとします。

汗だくになりながら刈っても刈っても続く草たちと格闘しながら黙々とやり遂げました。

みなさん、空き地への缶やゴミの投げ捨ては絶対にやめましょう。(笑)

連休中の仕事

令和元年となる今年のゴールデンウィークは10連休と、とてもとても長いお休みでした。

固定給の会社員と違って自営業者は10日間もまったく休んでいては、簡単に言って一カ月の三分の一の売り上げ機会を失う訳ですから、とても全部休んでなんていられません。

平素は庭の維持管理の業務を生業にしているのですが、インターネット経由の仕事の依頼ですと、通常とは違う内容の依頼が多いです。インターネットには当方がツリークライミングの技術を利用していることもアップしていますので、検索から伐採の業務がヒットしやすいのかもしれません。

今回は段差のある傾斜地に自生して大きくなってしまった栗の木の伐採のご依頼でした。手前側は駐車場となっており木の側までは辿りつけるのですが、逆にコンクリート舗装されている為に切り倒したり太い枝を直接落下させる訳にもいきません。色々考えた挙句今回は登りこみをやめて高所作業車を利用することにしました。

あてにしていたアシスタントが連休からかあてを外されてしまい、一人作業となってしまい安全面で不安はありましたが、なんとか無事に完遂することができました。

LINE@アカウント作りました。

こんにちは。3月も半ばにかかりだいぶ暖かくなってきましたが、今日は少し風が強いですね。近隣では早くも桜の花が咲き始め一足早く本格的な春の訪れを感じています。さて、この度商用LINEアカウントである樹楽苑@アカウントが認証されましたので告知いたします。

LINEアプリケーションより『友達追加』⇒『QRコード読み取り』より友達追加いただくことで今後クーポンやキャンペーンなどの情報ならびに通常の情報発信を受信していただけます。また、お客様からの直接なご意見・ご要望をお聞きすることができます。ぜひ、この機会に登録いただき活用ください。

暖かくなり草が動き始めましたね

今年は春の訪れが早足で、早いところではもう桜が咲き始めています。
三寒四温というように、暖かくなったと思ったらまた風が冷たく強く少し肌寒く感じたりします。雨も降り急に草が動きを始めて庭から顔をだしはじめました。

昨年度からお約束していた雑草対策の砂利敷を本日施工を終えました。
砂利が敷いてあると次から顔を出した草を抜く労力が激減します。
通常ですと草を抜いてからゴミとして処理する為に土を落とす操作が必要なのですが、これが結構手間だったりします。それが、砂利が敷いてあると根は砂利の間に張っているだけなのでスっと抜けますし、土がついていないのでそのままゴミ袋に収集できます。この差は大きいです。特に一定の面積以上やろうと思うと大きく違ってきます。ご主人も大変喜んでくださったようです。

サルスベリの移植

ようやく冷たい風が吹き続ける冬を抜けて、春らしい暖かい日差しが心地よい日がつづくようになってきました。日陰に入るとまだ少し空気は冷たいですが、風がやさしくなっただけでも十分に春の訪れを感じることができます。

そんな昨日はサルスベリの移植を行いました。
お客様のお子様が庭の芝生でフットサルをする為にゴールを設置するのに邪魔になるということで庭の築山の方に移植することにしました。

もともとは門被りの松が植えられていたのですが10年ほど手付かずの間にすっかり形が崩れてしまって、これをもとの形にもどすのも・・・ということで昨年の夏に伐採を決意したものです。

松がなくなり、他の庭の木々もいつのまにか枯れてしまったようで何もなかったので、逆に現在は寂しくなっていたところでした。

今回実際に移植してみて、思いのほか大きいサルスベリだったことに気が付きました。根が浅く遠くに入り込んでいましたので、失った部分が多く本来であればもう少し大きさを切り詰めた方がいいのですが、予想以上の形の大きさと立派さにあえて厳しい条件となるでしょうけれども切り詰めなしにしました。

今後、活着するまでの水やりが成否をわけると思います。
ちゃんと着いておくれよ。

珍しいソテツの剪定

本日は昨日飛込にて急遽電話が入った
「ソテツ」だけの剪定ご依頼のお客様。
雨の切れ間に入れ込みで行いました。
最初「ソテツだけ?」と甚だ不思議に思いましたが、現地に入ってすぐに理解しました。他にも庭木はあるのですが・・・どうでしょう、かれこれ10年くらい手が入っていない状態で、今更手入れをするのもどうかというような状態。少しずつ形を修正したとしても形をある程度整えるまでに5年はかかるような状態でした。ソテツに関してだけ言えば、形というのは崩れようがなくただ葉が開き垂れ下がって隣同士触って詰まった状態になり光を遮るような状態となります。その余分な葉を処理することで整った状態を取り戻すことができます。ご依頼の趣旨も部屋まで光が届くようにすることが目的でした。いちばん大きなもので2.5m程度の立派なソテツで、6本の株立があり十分な大きさでした。大きなリゾートホテルのエントランス前ロータリーとか大規模な建造物の前に植えても十分見栄えのある珍しいソテツでした。おそらく家主さんはそれほどのこだわりもなさそうですので移植も考えましたが、入り口納屋門がくぐり抜けられないことに気づき断念しました。いや、もったいない。

外壁塗装の恐怖

大変ご無沙汰しております。

毎日寒いですが、なんとか生きております。

さて、昨年一年と年が明けてからもなぜだか外壁塗装がブームのようで、昨年だけでも自分の現場や隣の物件での外壁塗り直し工事が4件、今年に入ってからすでに1件となんだか塗装業界が一大キャンペーンを展開しているような気さえしています。

別にそのことは大いに結構なのですが、問題なのはそのすべての現場で一定数の植栽が枯れたり、枯れかかっている被害が発生しているということです。

大幅ディスカウントで仕事を取った為に施工が荒いのかなんなのか知りませんが、こうもすべての現場で植栽が有機溶剤の蒸散剤・飛散剤の暴露を受け枯れたりしているというのは悲しくてしかたありません。家主さんはよもや塗装の影響で枯れたとは想像しておらず、なぜ枯れたんだろう?と口をそろえておっしゃいます。

有機溶剤の影響による枯れの進行は有機溶剤によって葉緑素が変性し光合成能力を失って結果として葉枯れが進行しその結果水の吸い上げができなくなって枝が枯れていくという進行をします。当然、塗装が終わってからじわじわと影響がでますので、塗装との相関を家主さんが感じることはありません。本当に残念なことです。

これから、遅ればせながら啓蒙活動を行っていこうと思います。