竹垣制作①

珍しく天然青竹による竹垣を制作しました。
竹藪をお持ちなので、そこから天然竹を切り出して使って欲しいとのお客様の要望ですので、そのようにしました。

思っていたより細い竹しかありませんでしたが、雨落ちによる水撥ねを防ぎたいということでしたので、鉄砲垣にしました。

端の一部だけ、建仁寺垣にしました。

植栽はハナモモとサルスベリを入れました。

築山制作(2)

築山制作の続きです。この大きなモクレンは昨年の秋に半分くらいの大きさに切り詰めたのですが、それでもまだ、ゆうに4mは超える大きさがあります。ところが、その根は随分と浅い所に張っており、今回築山を作ろうとしても支持根に当たり思うように石が据えられません。なんとか細長い石を放射方向に使うなど苦肉の策を入れながら納めました。

根が邪魔をする
根をかわして
根が浅い

なんとか入れました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年、年末新年は道具類のメンテナンスに始まり、新年5日からトラックの整備にとりかかります。車検整備に出し、不具合箇所の部品を交換したり修理したりして、それらの状況と修繕に掛かる費用などを検討して修理方針を考えこまごまと対応しています。ボディーなどもどうしても色々なものが当たって所々塗装が剥げれていたりするので、自分でサビ落とし~塗り直しなどしています。そろそろクレーンのメンテナンスも行わないといけません。色々悩ましいです。

何はともあれ、道具系が万全に使える状態になったところで始動をと考えていましたが、今年は寒波襲来により厳しい寒さからのスタートで現在日本海側では激しい雪に見舞われて大変なことになっていると聞きます。また、今日も午後から太平洋側でも雪が降る可能性があるようで、厳しい条件からのスタートとなりました。今日は事務仕事と一件見積りをお届けしようかと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

仕事納め

2020年も残すところあと1日となりました。

今年は新型コロナウィルスが猛威を振るい、日本各地で感染防止の為の自粛活動を余技なくされ、色々と気を遣う一年でした。幸い当方の業務にはほとんど影響はありませんでしたが、お客様で業務の方に少なからず影響が及んだ方はおみえになると思います。アメリカでは2社のワクチンがFDA承認がおり、接種が始まっていると聞きます。日本にもそれらワクチンが届き、広く一般の人々にもワクチン接種の機会がまわってくることを期待しています。

さて、本日ようやく仕事納めとなりました。お聞きしていても年内にやりきれなかったお客様もお見えになりますが、大晦日から新年にかけて天候が崩れるということですので、本日をもって仕事納めとさせていただきました。今年一年ありがとうございました。皆さま方におかれましても、よき新年を迎えられるように祈念しています。来年も無事に過ごせられるように祈っています。

 

椿、サザンカの時期ですね。

クリスマスを過ぎました。昨年は暖冬でしたが、今年は12月も2週を過ぎたあたりから急激に寒波が入り込んで寒くなりました。

冬の時季になりますと椿、山茶花の花が綺麗に咲き出します。冬に咲く花が少ないだけに余計に目立ち目にとまります。

余りに一斉に沢山咲きすぎる場合は秋に少し摘蕾して花数をへらすといいでしょう。生垣などの場合ですと、道路側に花びらが散るのも大変です。

花数が少なくて花が小さい侘助なども観賞用としては人気です。

雪が降ったりすると、厚みと光沢があって緑が濃い椿は映えますね。

蔓性植物との格闘

久しぶりに投稿します。

決して仕事をしていなかった訳ではなく、この時期は熱くなく、寒くなく外仕事をするのに快適な為に、あまりに仕事が捗って夢中になり、写真を撮る事はおろか休憩も取らずに仕事に集中し、結果帰宅するとど~んと疲れがでて早く寝てしまうというようなサイクルが続いています。

さて、そんな今日は主たる業務は茶の木の生垣を刈り込むことが仕事なのですが、この茶ノ木というのが、その下に生えている蔓性植物が縦横無尽に生い茂り茶ノ木の頭を超えて覆いかぶさって完全に茶ノ木を隠してしまっています。

茶ノ木と一緒に刈り揃えてしまうと、次に先に伸びるのは蔓性植物の方で、茶の木が天に現れているのはほん一時ですぐに蔓性植物の方が覆ってしまうでしょう。結果茶の木は枯れるかもしれませんので、蔓性植物をこのまま放っておくのはいいことではありません。

ということで、蔓性植物をひとつずつ引きはがしながら、手探りで根本を探し当て、ひとつづつ抜いたり、太くて抜けないものは枯らし材を打ち込んだりと生垣刈込が主たる目的なのに、蔓性植物の処置の方が倍以上の手間がかかるというなんともやるせない業務となりました。

しかし、「今年こそは根絶を!」と意気込んで、しらみつぶしに処置をしましたので、来年は、どれ位その効果が表れるかが楽しみです。

9月~10月の剪定で時々あること

本日、樹高4.5m程のヤマモモ(株立)の木の剪定をしました。

登りこんで剪定を進めている内に、急に目の前に鳩の巣が現れてビックリしました。

この時期ですと親鳥が卵を温めていることが多く、今回もその途中で近寄っただけではなかなか巣から離れてくれません。

心苦しいですが、枝を揺すって無理やり巣から離れてもらいました。

今回は2つの卵が巣の中にありました。せっかく茂っていて身を隠すにはもってこいだったのですが、こちらも仕事であるがゆえにスッキリと剪定をして、巣は丸見えで雨も当たるようになってしまいました。可哀そうですが仕方ありません。

ただ無事に卵が孵ることを願っています。

 

2020年夏、梅雨明けしました。

いやー今年の梅雨は長かったです。

本当に雨が多くてひと月の半分くらいは仕事出来なかったんじゃないでしょうか。

ようやく梅雨明けしたと思ったら連日激しく暑い日が続いています。

仕事が出来ていなかった分、挽回するように週末も動いていますが、あまりの暑さに少しバテています。

そんな今日は一日事務仕事や片付け仕事をこなしながら体調を整えています。

昨日軽い熱中症のような症状になってしまいました。

 

お客様から珍しいお土産をいただきました。

木曽福島のお土産ということですが、朴葉に包まれたお餅で中に胡桃味噌が入った白餡が入っており、とても上品なお味でした。

暑くきつい作業が続きますが、お客さまの喜ぶ笑顔のために頑張ります。

 

ハナミズキが咲かない

以前にも同じタイトルで記事を書いたような気もしますが、やっぱりこのテーマは毎年一定数の方がハナミズキの花が咲かないと頭を悩ませているようですので、改めて書いてみようと思います。

まず、木々全般としまして、花というものは放っておけば普通咲くものです。

じゃあ、なぜ咲かないのか?ということなのですが、

一つは、

①咲く力を1年で蓄えられない程にしか葉の量・根張りの量が成長していない。

二つ目は、

②日照時間が足りない

と、この二つの大きな理由がまず、大前提と満たされていないと咲きません

①の条件を整えるには3年ほど、剪定をせずに放っておけばまず問題ありません。

②については、建物の関係で日照が足りなければ、場所を移すしかありませんが、他の高い木が日照を遮っていることで日照が足りないのであれば、その木を剪定してあげることで日照を確保できることがあります。

で、上の②つの条件がクリアしているにも関わらず花が付かない場合、それは

③剪定に問題があります。

まずは、剪定時期に注目してください。ハナミズキが5月~6月頃花をつけますが、9月頃にはもう次の年に咲く為の蕾が付いています。この蕾がついている枝を剪定にて落としてしまっていては、つくものもつきません。厳密にいえばもう少し前の7月頃に花芽の分化を終えて花芽が付く枝が決まるのですが、通常花芽は新枝の先端につくので、新枝の先には花が付くつもりで、全ての新枝を落とさなければよほど大丈夫です。

で、一番簡単な解決方法ですが、

『1月~2月頃に株元に完熟の発酵鶏糞を与え、1年は剪定を我慢して自然樹形を取り戻し、自然樹形が美しくなったらそれを崩さないように剪定を行う。』

たったこれだけで、ハナミズキの花を咲かせることができます。

花付きの数によって剪定する程度を調節してください。

1度咲くサイクルになれば、毎年咲かせることが出来るようになります。

今度は逆に内側の枝が枯れ込まないように注意してください。

アラカシの剪定

梅雨の間の雨の切れ目、ここぞとばかりに仕事に出る訳ですが、雨上がりの晴天はなにせ暑い!

紫外線の強さはデータでも6月が一番強いとでていますが、本当に直射日光がじりじりと体に堪えます。太陽が雲の居ぬ間に地球に光を届けるぞといつもより気合をいれているんじゃないかと思うくらい強い光線を感じます。(きっとそんなことはないと思いますが。)

いすれにせよ、雨上がりは蒸し暑さ倍増なことは間違いありません。
前線が停滞しているので、風はあるのですが、涼しくありません。
映像だけみてると剪定後の葉が風にそよいで涼し気なんですけどね。

今年も暑くなりそうです。💦