冬になると鳥たちが食べ物が少なるなるのか、剪定をした時に葉の間から零れ落ちる毛虫やカメムシなどを狙ってやってきます。生きる為の捕食ですので、確実に次々獲物を落としてくれる庭師という対象は鳥たちにとってとても歓迎できる存在のようで、逃げるどころかこちらが移動する所々へ追ってきてはすぐ脇の枝にとまって様子を見ています。その姿がとても愛らしく、少し離れるとサッと地面に舞い降りて素早く獲物を啄み飛び去る様は生命の営みを間近でみられるとてもいい教材です。今年は百舌鳥(モズ)の姿を多く目にします。メジロを目撃したいのですが、メジロはどちらかというと昆虫より花の蜜を好むようなので、もう少しサザンカの花が咲いていたり梅の花が咲く頃にならないと見られないかもしれません。
冬の風物詩
しばらくぶりの投稿となりました。更新をサボッていてすみません。💦
何せ冬の寒さは身体に堪え1日が終わると、それだけで体力を消耗した感じがあります。
業務を終えて、子ども達を児童クラブへ迎えに行き、ご飯を食べさせて入浴すると、もう自然と瞼が重く感じられ、頭は船をこぎ出します。何度かフラっと頭が揺れた所でもう、
「ゴメン、パパ疲れたから先に寝るね。」と子ども達に言い残し寝室へ向かうのでした。
母親がもう少し早く帰ってきてくれればいいのですが、母親としての自覚が無いのか、ただの仕事人間なのか、子ども達よりも自分の仕事を優先する感じの人です。
さて、冬の剪定に付きものというのは、冬はエサを見つけるのに苦労するのか、剪定をしていると必ずと言っていいほど、何かしらの鳥がすぐ近くまで来ます。
今年は百舌鳥(モズ)の姿を良く見ました。
本当に近く(1m~1.5m位のところ)まで寄ってきてはこちらをじっと見つめ、切り落とした枝と一緒に毛虫やカメムシなどが落ちると、さっとそれを拾いに降下して、ついばんで飛び去っていきます。
近くの木の枝の懐に入り込んだなあと思っていると、やはりその木の枝に刺して『はやにえ』を作っているようです。
作られた『はやにえ』が後日無くなっている所を見たことがないので、本当に後で食べているのか疑問に思う所ですが、モズならではの保存食の習性なのでしょう。
昨年まではジョウビタキを良く見かけたのですが、今年はモズばかりなので、年によって何か傾向があるのかもしれません。
いずれにせよ疲れてフッと顔を上げた時に鳥と目が合うと、何となく癒されます。
まだまだ、寒い日は続きそうですが、頑張ろうと思います。