時間ギリギリの現場

毎年入らせていただいているお庭、まあまあ本数も多く、1本1本の木の大きさも大きいのでそれなりに時間が掛かります。本数を減らしてきて、ようやく一人で二日間ギリギリで収まるか収まらないか位の仕事量の現場になりました。

年によってちょっとイレギュラーな作業(一部を樹形縮小するだとか、省略していた木の剪定を入れるだとか、草取りを入れるだとかetc)を入れると、とたんに少しだけの追加工数が発生するので、また違う箇所を省略して辻褄を合わせてやりくりしている、そんな現場です。

でも一つ一つの木を見ると立派に大きく成長していますし、ずっときちんと手入れを続けてきていますので、それなりに見栄えの良い木なんですよね。大きさは本当普通のお庭ではなかなかない大きさになっていますので。むしろ純和風のお庭では無い造りになっています。どことなしか旅先の迎賓的な旅館のような雰囲気さえ感じられる良い造りです。(多分家主さんの趣向だと思います。)

運悪く、家主様は体が思うように動かない状況になられてしまっており思うように日常の庭の手入れが出来ない状況ですが、自分が身体が動く間は精一杯管理に勤めさせていただこうと考えています。

暑い日が続きます

随分と前にご依頼をいただいていたのですが、長期骨折療養期間もあり、長い間訪問することが出来ていなかった、大きくなり過ぎた木々の伐採のお客様、ようやく実施させていただきました。

リハビリを正しく医療機関で行っていないので(診療にかかる時間的余裕がとれません)まだ時々筋肉に激痛が走りますし、手首を庇って今度は肩の方の痛みがでてきていることもあり、なかなか100%の力が出せているかと思うと、どこかで力の出し方をセーブしているのではないかと思う自分もいます。

そうでなくても、この暑さで少し動くだけで全身汗だくになりますし、連続で動いていると息切れしてきますので、1時間動いたら日陰に入って10分程度小休止というようなサイクルで動き続けないと1日持ちません。歳とった言えばそうかもしれませんが、無理して倒れるよりは無理をせず休憩を採ることを選択しています。

今回の伐採の内容はお電話だけで話を伺って事前下見をしていませんでしたので、その大きさについては想像だけで日程取りしていたのですが、想像していたより枝が大きく伸びていました。写真を撮り忘れた松が一番大きく(太く枝張りも広く)重量もあり大変でしたが、何とか一人にて二日間で納めることができました。1日あたり400kg超の枝葉量で身体に堪えましたが、療養後初の重負荷の現場でようやく本格的に仕事の回転を上げてもいけるかな?という手応えを感じた現場でした。

怪我をしました。

庭仕事は高い所に登るのはつきもので、三脚では12尺(3m60cm:実際の使用高さで足位置3m20cm)、登り込みでは6mとか普通にあります。もちろんそういう作業の時は充分に注意して慎重に慎重に作業進めているのですが、逆に地上高1m50cm程度の中途半端な高さの時に油断して「これくらいの高さなら大丈夫だろう」とまあ、もう少し慎重にやる手順は頭をかすめるのですが省略してしまう(リスクを承知で取ってしまう)ことはあります。

今回は倒木処理で横たわっている大木の分岐枝、途中で折れて1.5m程の長さになった太い枝の切り落とし。分岐元で大きく一気に落とす作業で事故は起きました。(6月16日)

切断枝の落下軌道と落下位置、落下後の動きなどはイメージしていたのですが、雨後の作業だったので水を上げていて重量について予想から外れていました。それによって、切断途中からの折れ込み、垂れさがりによる接地地点の寄り、さらに傾斜が加わった事によって設置後さらに自方へに倒れ込みと条件が重なり三脚の足を飛ばされました。

なすすべなく落下し、足を掬われていることにより手から着地し結果手首関節の腕側の骨が折れました。捩じるような力も入っていた為に三又形状のように3方位の割れとなり左手が使えない状態となりました。( ;∀;)

結果全治3週間~1ケ月の怪我となり、溜まっている仕事もあるのですがお客様にお待ちいただかないといけない状況になりました。この時間を利用してリニューアルを行ったHPのブラッシュアップと事務作業の自動化に取り組もうと思います。

50歳半ばになって初めて骨折しましたが、これ程痛いものだと思っていませんでした。

大きなジューンベリー

ハウスメーカー系新築のお宅ですと、流行の影響というものを強く受けることが多く(おそらくハウスメーカー系列の外構業者が周りに倣って同じ木をユーザーさまに進めることが原因だと思います。)同じ時期に建てられた物件は同じような木が植えられていることが多いです。

で、30年くらい前に建てられたユーザー様は多分に漏れずジューンベリーが植わっていたります。もちろん全然悪い木ではなく、強くてしなやかな枝ぶりですし実がなることも楽しめますし(年を重ねると取りがやってきて実や違う木の種を落としたり、周りを汚したりするので、それが嫌われたりしますが)本来は紅葉を楽しめる木だったりします。(そう謳われるのですが、実はハウスメーカー系住宅の中庭に植えられたりするケースが多く、ほとんどジューンベリーが綺麗に紅葉することは難しく赤くなり切る前に落葉してしまいます。残念)

さて、お庭がお好きなお客様、ご自身でバラやニワトコやジューンベリー・アジサイなどいろいろな木を植えられて管理もされてきたということですが、ジューンベリーについては樹高3mを超えてしまい、もう高枝切りバサミを使っても上手く剪定出来なくなってきたということでご依頼いただきました。自然樹形が美しいジューンベリーですが、お客様も自然樹形を意識して剪定されてきたとのこと。大変綺麗な状態のジューンベリーでした。

剪定についてですが、高枝切りバサミというのは実は高さが届いたとしても切るには水平に近い角度から刃を入れなければならず、下からギリギリ届く所では枝に対して斜めの角度からしか刃が当たらず、さらに刃の中央から先の方しか枝に当たらず、さらに挟み込もうとすると枝が逃げる方向に力が働いてしまう為に思いきり握っても女性の力では上手く切れなかったりします。刃にワイヤーで力を伝えるのもワイヤーの伸びや摩擦で力を奪われてしまうということもあります。まあ、プロに任せていただければ間違いないです。

でも、お客様の剪定のセンスは大変お上手な方で、大きく成長しても大きく形が崩れていることもなくそれ程、大きく切り戻す必要もなく、形を保ったまま樹形を縮小する事ができました。

とてもチャーミングな奥様、今後とも大切にお庭をお楽しみなってください。

【オリーブ】と【シマトネリコ】

オリーブとシマトネリコ、どちらも乾燥に強く、山土や畑のようなどこまでも根を張り広げられる場所に植えられていますと、それは早く成長し加速度的に太く大きくなります。

今回のお客様のお宅も元々畑であった土地でしかもすぐ脇に水路が通っているという地中の下の方に行けば恐らく浸透水が十分に得られるような場所に植えられているオリーブとシマトネリコでした。植えられて5年程だと聞きましたが、それにしては十分すぎる太さに成長した株になっていました。

ご自身で剪定をされていたそうですが、高さが自分で剪定をするには高すぎる高さに伸びてしまった為に今回ご依頼を受けました。(恐らく1年剪定をやらないまま2年目を迎えたら思いの他成長が早くて長くなりすぎて切り枝が1mを超えるものが多くなり危険を感じられたのだと思います。)

今回は込み入った枝も多かったので、思い切って大きく切り戻しと透かしの操作を同時に行いました。最大長で2m50cmを超える長さの枝(株立の間引きの幹)を抜いたりしました。
プロでないとちょっと脚立の上で一般の人が作業するには危険な作業でした。

プロでもやってみたら結構なボリュームの作業だったなと思える量でしたので、ご依頼いただいて正解だったと思います。G.W.ということもあり、途中お子さんが「がんばれ~」と声掛けしてくれて、俄然力がでました。ありがとうございました。

ご新規のお客様

長く営業を続けていますと時々急なご依頼が入ることがあります。
今回のお客様も長らくどうにかしたいとは考えておられたようですが、忙しさもあり先延ばしにされていたようですが、当方のHPをご覧になられて決断をされて一回綺麗にしようとご依頼をいただきました。

大きくなりすぎたケヤキの木とカシの木2本、昨年の酷暑と少雨によって枯れてしまったボックスウッドの植え替えをご依頼いただきました。ヤマボウシも一部枯れこんでいる幹があり、見た目には芝生部分に除草剤を撒いたことによる枯れこみのようにも見えましたが、除草剤は散布されていないということでした。

これまではご自身で剪定をされていたということで、酷く荒れていないまでも、少々剪定のされ方が独特で、自然樹形を崩さないようにと悩んで切られていることが裏目にでて、本来切り落とした方が良い枝が切られずに残り、樹形の骨格が取れていない状態の造りになってしまっていました。

随分切り戻し、再度樹形骨格を取り直すつもりで、大胆に太い枝や幹について切り詰めました。ボックスウッドは完全なる水切れで根が既に無くなっており撤去については比較的簡単にできました。植栽は近くに植えられているヤマボウシやシャラの根が干渉しており、それらの根をなるべく切らないように慎重に掘りながら均等に植え付けました。

植栽土壌が水捌けが非常に良く、むしろ良すぎる位なので昨年の降雨不足によってかれてしまったのだと思います。今回植込みの復元と木々の樹形取り直しをしっかりと行い、次年度からの樹形回復に繋げられるように剪定をしました。ありがとうございました。

事業所外周部の草取り

事業所として使われてい賃貸物件を返却に伴い、外周部分の草取りを行いたいというご依頼でした。

恐らく返却時期を見越して除草剤を撒かれていたと思いますが、ここ2週間に渡って急激に暖かい日が続いたり大量な雨が降ったりしたので、急激に覆いかぶさるように草類が成長したように思います。

とにかく鍵返却までのお急ぎの案件でしたので、ご連絡が入ったその日のうちに対応させていただきました。

面積が少なかったので良かったです。

ハウスメーカー系外構の植栽の変遷

過日ですが、久しぶりご新規のお客さまでハウスメーカー系植栽の剪定をお請けしました。
ハウスメーカー系植栽はどうしてもお引渡し時にて完成された外観を追及するということと、建物や外構を引き立たせる為にどうしても力強い枝ぶりの木を入れるのではなく、細くしなやかな枝ぶりの株立の木を入れて葉も細かいものが選ばれる傾向があります。

そして、最近では山取りのカエデやアオダモやソヨゴなどが好んで使われるように変わってきているように感じます。新築の場合、どうしても植えられてから手入れがされない期間がどうしても発生してしまう為に丈夫な木が好んで選ばれるという傾向もあるような気もしています。

一言だけ言いたいことは埴土域がかなり限られた容積の所に将来的に成長したら根詰まりして枯れるだろうなという樹種が植えられていたりするのは、ちょっと瞬間の外観だけを追求して将来的に枯れてもいいという発想はどうかと庭屋は思ったりする訳です。

だいたいが、植えられている木がどのように成長して枝が伸びていく性向がどうかということは、デザイナーさんは知らないか無視しているかなんですよね。

ちょっと無責任すぎやしませんか?まあ、ユーザーさんも引き渡し時の外観が良ければそれで満足されるので要求を満たしていると言えば満たしていることになりますが。

もっと庭屋が啓蒙していかないとと思う一時でした。

山取りの木は庭木とは少し違った枝の伸長のクセがあるように感じます。

芝生の草取り

お庭の手入れを主にさせていただいているのですが、時折自宅の芝生などは自分で草抜きを行ったりします。お客様のお庭では築山や苔張りしてある箇所で目立つ草などはちょこちょこっと取ったりしますが、例外的にお客様の娘さんのお宅で(ハウスメーカー系建築のお宅)犬走り外周部の草取りを行ったりはすることあります。

今回はご新規のお客様で本当に芝生の草取りのご依頼がありました。
面積が45㎡前後と広い範囲で、びっしり草が生えているというほどではありませんでしたが、それでも丸1日掛かる作業となりました。

先が尖った複数の鍵爪状の返しのある草引き具を有効につかって、黙々と挿しては引き抜いてと繰り返しました。丸1日草取りをすることはまずないので、さすがに指が鍛えられておらず、道具に力を入れてあたる箇所の指の皮がめくれました。(笑)過去に器械体操で鉄棒の練習をしていた時の皮むけを思い出しました。

周囲が開けていてすぐ隣に建物がなく、高い木もなくて開放的で道路からも1本奥に入った区画の環境でしたので陽当たりも良く静かで、自宅の芝生に出てくつろぐには最高の環境のお宅でした。これからも大切に綺麗になさってください。

椿の剪定

種類は色々あれど1日全て椿の剪定という珍しい日もありました。
畑に入れる肥料が入ってしまっているようで勢いが強すぎるのが難点で、常に形の取り直しをしているような感覚でした。花付きはものすごくいいですね。