怪我をしました。

庭仕事は高い所に登るのはつきもので、三脚では12尺(3m60cm:実際の使用高さで足位置3m20cm)、登り込みでは6mとか普通にあります。もちろんそういう作業の時は充分に注意して慎重に慎重に作業進めているのですが、逆に地上高1m50cm程度の中途半端な高さの時に油断して「これくらいの高さなら大丈夫だろう」とまあ、もう少し慎重にやる手順は頭をかすめるのですが省略してしまう(リスクを承知で取ってしまう)ことはあります。

今回は倒木処理で横たわっている大木の分岐枝、途中で折れて1.5m程の長さになった太い枝の切り落とし。分岐元で大きく一気に落とす作業で事故は起きました。(6月16日)

切断枝の落下軌道と落下位置、落下後の動きなどはイメージしていたのですが、雨後の作業だったので水を上げていて重量について予想から外れていました。それによって、切断途中からの折れ込み、垂れさがりによる接地地点の寄り、さらに傾斜が加わった事によって設置後さらに自方へに倒れ込みと条件が重なり三脚の足を飛ばされました。

なすすべなく落下し、足を掬われていることにより手から着地し結果手首関節の腕側の骨が折れました。捩じるような力も入っていた為に三又形状のように3方位の割れとなり左手が使えない状態となりました。( ;∀;)

結果全治3週間~1ケ月の怪我となり、溜まっている仕事もあるのですがお客様にお待ちいただかないといけない状況になりました。この時間を利用してリニューアルを行ったHPのブラッシュアップと事務作業の自動化に取り組もうと思います。

50歳半ばになって初めて骨折しましたが、これ程痛いものだと思っていませんでした。

新築物件の植栽

ご入居されてから何か植栽が欲しいとは思われていたようですが、ご自身では決めかねておられたご様子で3年程経過。今回web経由でご縁があり、ご相談をいただきました。
色々とご提案をさせていただいた中で「シンボルツリーとなるような木」というご要望に添えるように常緑ヤマボウシを中心に構え、脇をムラサキシキブとカルミアで添えるという構成にて納めさせていただきました。

いつもお世話になっている絶大な信頼をおいている生産者さまの圃場から丁度良い大きさの木を選ばせていただいて、これ以上無いくらいのベストマッチの収まりで入れさせていただくことが出来、お客様にも大変喜んでいただくことができました。私自身も出来に大変満足ですし、自分の庭にももう1本常緑ヤマボウシが欲しくなりました。ありがとうございました。

台風6号の爪痕

6月3日未明に三河地方を通過した台風6号、中心気圧もそれ程低くなく雨量も多量ということではなく(比較的三河地方は鈴鹿山麓にて雨が落ちる為に雨量は少なくなるのですが、高温で気圧が低いままですと海から続々と水蒸気が供給されて雨雲となる可能性はありますが、高い山がある訳ではないので比較的豪雨被害は少ない地方です。)今回はあまり被害が発生していないとばかり思っていましたが、集中的に短時間で降った雨の影響により地面にぬかるみが発生し浅根性のポプラの木(樹高20m前後)の倒木があったようでした。

2本の倒木があったのですが、そのどちらも台風の風の方向とは相違していましたし、2本の傾倒方向がそれぞれ違うこともあり、根が支持力を失いそれぞれの木の重心による傾斜方向へ倒れたものと思われます。そのどちらも倒れた方向と反対側の根張りが無い状態で既に倒れやすい状況になっていたものと思われます。

その内1本が牛舎に掛かってしまったことと、出入りの通行の妨げになるということもあり撤去のご依頼がありました。

これまでも樹高のある木を伐採したことはありますが、枝葉が全て付いた状態のままで伐倒することは稀で通常は枝を落として幹や数本の分岐枝だけ残した状態で伐倒します。
倒れた状態でこれほど枝葉がついているものを、この状態からバラシていくのは初めてのような気がします。(この半分程度の大きさのカシの木でしたら、そのまま伐倒・分解ということはありますが)

幹が分岐して倒れている状態ですと掛かりが外れると回転方向へ動くことがあり、掛かり木の処理は気をつかいます。十分に手順を考えてひとつづつ処理していきます。

まずは掛かりを解除しない範囲で枝葉を落としていき、幹や枝の骨格が分かる状態にして

掛かりを解除する前に回転防止の牽引をします。

掛かり解除完了です。

もう1本ありますが、こちらは掛かりはありませんが、曲がりくねっていたり、中途半端に折れていたりするので、分解途中での転倒に注意が必要です。頑張ります。

大きなジューンベリー

ハウスメーカー系新築のお宅ですと、流行の影響というものを強く受けることが多く(おそらくハウスメーカー系列の外構業者が周りに倣って同じ木をユーザーさまに進めることが原因だと思います。)同じ時期に建てられた物件は同じような木が植えられていることが多いです。

で、30年くらい前に建てられたユーザー様は多分に漏れずジューンベリーが植わっていたります。もちろん全然悪い木ではなく、強くてしなやかな枝ぶりですし実がなることも楽しめますし(年を重ねると取りがやってきて実や違う木の種を落としたり、周りを汚したりするので、それが嫌われたりしますが)本来は紅葉を楽しめる木だったりします。(そう謳われるのですが、実はハウスメーカー系住宅の中庭に植えられたりするケースが多く、ほとんどジューンベリーが綺麗に紅葉することは難しく赤くなり切る前に落葉してしまいます。残念)

さて、お庭がお好きなお客様、ご自身でバラやニワトコやジューンベリー・アジサイなどいろいろな木を植えられて管理もされてきたということですが、ジューンベリーについては樹高3mを超えてしまい、もう高枝切りバサミを使っても上手く剪定出来なくなってきたということでご依頼いただきました。自然樹形が美しいジューンベリーですが、お客様も自然樹形を意識して剪定されてきたとのこと。大変綺麗な状態のジューンベリーでした。

剪定についてですが、高枝切りバサミというのは実は高さが届いたとしても切るには水平に近い角度から刃を入れなければならず、下からギリギリ届く所では枝に対して斜めの角度からしか刃が当たらず、さらに刃の中央から先の方しか枝に当たらず、さらに挟み込もうとすると枝が逃げる方向に力が働いてしまう為に思いきり握っても女性の力では上手く切れなかったりします。刃にワイヤーで力を伝えるのもワイヤーの伸びや摩擦で力を奪われてしまうということもあります。まあ、プロに任せていただければ間違いないです。

でも、お客様の剪定のセンスは大変お上手な方で、大きく成長しても大きく形が崩れていることもなくそれ程、大きく切り戻す必要もなく、形を保ったまま樹形を縮小する事ができました。

とてもチャーミングな奥様、今後とも大切にお庭をお楽しみなってください。