チェーンオイルの剤質

チェーンソーにはエンジン動力にせよ電動にせよソーチェーンとガイドバーの摩耗を防ぐ為にオイルが必要となります。

通常動粘度100のオイル(結構粘り気が強い)が推奨されているのですが、結構な消費量ですし1年に1回程度は買い足さないといけないので、何か代用できないかと考えていました。

偶然車載クレーンの油圧ホースを交換する必要があり作動油を全部抜いたので、その作動油を潤滑油として代用してみました。

動粘度が46と少し柔らかめなのでもしかしたら油膜切れの危険があるのかもしれませんが、それ以上に摩擦熱によりオイルが蒸散するようで使用を続けるとオイルミスト臭がすごく、またこの作動油というのは劇物で皮膚につくとその箇所がただれたように炎症を起こしますし、ミストを吸引すると鼻腔が痛みます。自分が化学薬品に敏感という事もありますが、発ガン性の危険もあるそうなので夏場は代用を控えようと思います。

葛との格闘

独立起業当初から贔屓にしていただいているお客様、先代のお父様が植えられた茶の生垣が珍しく、他ではまず見当たりません。庭師が作った庭ではまず生垣に茶の木を使うことはないでしょう。(【チャドクガ】が大量発生します。何を隠そう【チャドクガ】とは【茶毒蛾】なのです。)

さて、そういうものの、結構刈り揃った茶の木というのは遠巻きに見ても美しく、確かに茶畑も綺麗だなあという印象が脳裏によみがえります。茶畑の場合は天端は丸みを帯びた刈り揃えですが、生垣の場合平に刈り揃えるので、これまた新鮮な感じがします。そして、茶の新芽の色はやはり美しいです。

さて、そんな茶の木の生垣なのですが、ようやくここ数年で綺麗に刈り揃いの面が出るようになりましたが、それまでは茶の木の根元に蔓延った葛が大量にあり、それらが茶の木を覆いつくすように天を覆うので、正味茶の木の新芽は綺麗に出揃っていませんでした。

そんな状況を改善すべく、葛専用に開発された打ち込み型枯らし剤を数年に渡り葛の根本に打ち込み続けようやくある程度抑え込むのに成功しました。

しかしながら、葛は枯れたと思った根株からでも2年くらい経つと新しい蔓が伸び出して、また横に広く細い蔓を這わせては着地し、そこに根を出して栄養を得るという恐ろしい繁殖戦略を取っている為に根絶するのが本当に難しいです。(地面スレスレの所で放射状に蔓を伸ばし、どこか一ヶ所切断したとしても迂回路から水分や養分を吸えるという構造になっています。)

毎年、蔓をむしりとるという操作を行っているのですが、撤去する以上に増殖する数が多く、ハッキリ言って根負けします。

工場法面の草刈り

中秋の名月も過ぎ、土手にススキの穂が目立つようになってきました。

夏の間に草刈りしていればよかったのですが、コロナ罹患による自宅療養期間があったり、母親の葬儀があったりと今年の夏はバタバタとしており、秋になってからの草刈りとなってしまいました。

セイダカワアワダチソウとヌスビトハギが猛威をふるっており、全身写真のごとくヌスビトハギの種が服について大変でした。

何気に草の種やら埃?花粉?がアレルギー体質に反応して喘息も盛り返し、体調管理に影響がありそうです。

防草対策工事

自分たちでは何も植えてなくても、近隣の条件によっては鳥が種を運んできたりして、知らない内に敷地に木が生えてしまうことはあります。

特に多いのが『クロガネモチ』・『クスノキ』・『ハゼノキ』などです。

気が付いたら、小さいうちに手で抜ける間に抜いてしまうのが一番なのですが、なぜか皆さん気づかずに十分な太さになってどうにもならなくなった頃に相談にみえます。

「もっと早い内に言ってもらえれば。。」というのが定型句になってきました。

今回は隣地の地主さんより処理要望の話も出て緊急な対策工事となりました。

クロガネモチ自生
伐採・枯らし剤打ち込み
クスノキ・ハゼ
ドクダミ
ナンテン他

ドクダミの根を残すとやっかいなので、全て掘り起こしながら根をひとつづつ全撤去しました。

ハゼの根が細い隙間に張って土間の反対側まで来ていました。恐るべし。
15年間くらい何もしてこなかったそうです。(^^;

本日は雨によりここまで。G.W.中には防草シートを敷いて砂利を敷いて完成の予定です。

トラックあおり修繕

昨年8月、前のトラッククレーンがクレーントラブルに加えエンジントラブルを抱えていたのでトラックを更新しました。そのトラックは中古再生トラックでしたのでボディのあちこちは鈑金・溶接により作り直してあるトラックでした。あおり内側の板はメーカー標準ですと張替え不可能なのですが、元々作り直しの時に張り替えていますし、今後も張り替えることが出来るような構造に造り替えられていました。しかし、溶接品質が思わしくなく3月頃に荷台あおり内側の板を押さえていたバーが取れ、外れてはこないものの、早いこと修理しないといけないなあと思っていた所でした。

ようやく、念願の溶接機を入手したので自力修理を試みることにしました。

あおり内側の板を外側からボルトを外し取り外して、錆を除去。溶接する為にアースを取る場所の塗装を剥がし、押さえ板の接合部分のサビと塗装を取ります。

押さえ板とあおり本体は突合せ溶接の為、押さえる板厚分のシム板を挟んで位置合わせをします。

溶接部材を当てがってみたところ

寸法はそれほど狂ってなく、隙間が大きく開いている訳でもないので、比較的容易そうです。

テストの結果、溶け込みは半自動の方が良さげでしたので、アークスタートのしやすさからも半自動溶接で溶接することにしました。

さて、結果は・・・・

うん。まずまずではないでしょうか?強度的に不安は残りますがひとまずしっかりと着いているのでヨシとします。

接合部分を再塗装して終了です。

生垣植栽

今から40年くらい前でしょうか。ちょう昭和40年代だと思います。家を建てる時に生垣としてカイズカイブキがよく使われていました。(東海地方では)何しろ丈夫ですし安い木だったからだと思います。ほとんど枯れることはないのですが、時が経つと厚みが出すぎて、それを戻そうとして切り戻すと(葉が無くなる所まで切りもどしてしまうと)もう新芽が出なくなり枝が枯れてしまい生垣としての機能を果たさなくなってしまうということが良くあります。

そういう意味でカイズカイブキ生垣は結構管理が大変な木なのですが、素早く密になって目隠しとしての役割を果たしてくれたり排気ガスにも強かったりすることが工場などでも良く使われた理由でしょうね。

今回もカイズカイブキが外側フェンスも飲み込んで、さらに車道側までせり出して歩行帯を塞いでいたので切り戻したのですが、案の状再生しなかったのでラカンマキに植え替えしました。

枝垂れ紅葉植栽

今回も枯れてしまったシダレモミジを植え替えました。

モミジは比較的ゆるやかな成長で葉張りのあるものを求めるとそれなりの太さと高さがでてしまいます。高さの低い葉張りのある木を探すのはなかなか困難なのですが、接いである木で老木のいい木が入りましたので、植えさせていただきました。いい形です。

松の剪定の時期になりました。

そろそろ松の剪定に取り掛かる時期になりました。庭木としての松を形創るにはそれはそれは長い年月が掛かる訳でありまして、庭木として仕上がったものを庭に入れても3年手入れを入れずに放置すれば、中の枝が枯れ込んで形が崩れます。お客様がご自身で剪定をされていたとしても、よほどしっかりと研究をして心得のある方でないと切ってはいけない枝などを切ってしまい、形が崩れていきます。当方にご依頼のあるケースでは大概がこの形が崩れてしまった松に手を入れていくケースになります。いわゆる松の作り直しという作業になります。

この場合、まず枯れ込んだ枝を除去し、長く伸びすぎたり交差している枝などを落として、1年目はごっそり透かして骨格を取り直す操作をします。次の年に新芽の吹き具合を確認して、通常の(型どおりの)剪定を施し翌年を待ちます。3年目にもう一度型どおりの剪定を行うことで、ようやく基本の枝振りの骨格を取り戻します。あとは、通年、その松個体の芽吹きの個性やクセを見ぬいて、その松の性格に合わせた剪定方法に微調整をしていきます。

この回復操作のなかで、年を重ねるごとに芽の数が増えて、空間も密になってきて剪定作業に時間がかかるようになるのですが、このあたりが自分の能力とどれ位時間を掛けてもいいか?(料金に反映します。)と全体の形づくりとの妥協点を探し求める操作となります。他の庭師の人のコメントでも同じような悩みを抱えている投稿がありましたが、数年かけて方向性を見極める大事な操作となります。それでも、1年経った松に会うのは楽しみなことの一つであります。

長期ご不在のお客様宅の植栽管理

長らく海外に業務で出られているお客様宅の植栽管理を任せていただいているのですが、当方毎日娘の送迎がある為になかなか近くの現場があった時でないと、水やり等に伺えません。

梅雨明けしてからというもの猛烈な暑さに見舞われているので、少々心配になり本日現場帰りに少し遠回りして様子を見に行きました。

ご不在中置いていかれた自家用車が本日は置いてなく、アレっと思いましたが、恐らく奥様のご友人が洗車もしくは車検等の整備の為に持ち出されているのでしょう。

7月にはバラの剪定を行うハズでしたが、なかなか行けなかったのですが、少し手が入っているようでした。

本日は短い時間しかありませんでしたので、水やりだけして後にしました。

 

ハナミズキが咲かない

以前にも同じタイトルで記事を書いたような気もしますが、やっぱりこのテーマは毎年一定数の方がハナミズキの花が咲かないと頭を悩ませているようですので、改めて書いてみようと思います。

まず、木々全般としまして、花というものは放っておけば普通咲くものです。

じゃあ、なぜ咲かないのか?ということなのですが、

一つは、

①咲く力を1年で蓄えられない程にしか葉の量・根張りの量が成長していない。

二つ目は、

②日照時間が足りない

と、この二つの大きな理由がまず、大前提と満たされていないと咲きません

①の条件を整えるには3年ほど、剪定をせずに放っておけばまず問題ありません。

②については、建物の関係で日照が足りなければ、場所を移すしかありませんが、他の高い木が日照を遮っていることで日照が足りないのであれば、その木を剪定してあげることで日照を確保できることがあります。

で、上の②つの条件がクリアしているにも関わらず花が付かない場合、それは

③剪定に問題があります。

まずは、剪定時期に注目してください。ハナミズキが5月~6月頃花をつけますが、9月頃にはもう次の年に咲く為の蕾が付いています。この蕾がついている枝を剪定にて落としてしまっていては、つくものもつきません。厳密にいえばもう少し前の7月頃に花芽の分化を終えて花芽が付く枝が決まるのですが、通常花芽は新枝の先端につくので、新枝の先には花が付くつもりで、全ての新枝を落とさなければよほど大丈夫です。

で、一番簡単な解決方法ですが、

『1月~2月頃に株元に完熟の発酵鶏糞を与え、1年は剪定を我慢して自然樹形を取り戻し、自然樹形が美しくなったらそれを崩さないように剪定を行う。』

たったこれだけで、ハナミズキの花を咲かせることができます。

花付きの数によって剪定する程度を調節してください。

1度咲くサイクルになれば、毎年咲かせることが出来るようになります。

今度は逆に内側の枝が枯れ込まないように注意してください。