樹楽苑では『感動品質』を第一に考え業務を行っています。
1.木のことを第一に考えた剪定を行っています。
庭木の剪定では形にこだわることは当然なのですが、その木が今どういう状態なのかを常に観察して、形以上に木にとって無理のない剪定を行っています。時として「思いっきり切り詰めて」と言われるお客さまがいますが、切り詰めるにはそれなりの段階的な措置が必要です。
例えば、局所的に切り詰めるとその分の勢いが同じ木の違う場所に現れてバランスを崩します。このことを一般的に私たちは「木が暴れる」と言っています。木は地上(枝葉)と地下(根)は一対の関係で、枝葉を無理に切り詰めたとしても元の大きさ(枝葉量)を維持するだけの力を根が持っています。どうしても全体の大きさを小さくする場合には枝葉だけでなく根も同時に切り詰める必要があります。
2.数年先の姿を想像して剪定をしています。
木々は芽をその位置に吹いて伸ばしたのには理由があります。
そこに芽を吹く必要と可能性がそろっていたために木は芽を吹いています。それを切る訳ですから本来剪定は自然に逆らっています。それを木全体として調和納得させて成長させる必要がありますので、絶えず数年先の姿を想像しながら剪定を行っています。これを無視して剪定を行いますと、毎年同じことを繰り返す抑えつけの剪定となります。ただし、例外的に生垣につきましてはこの抑えつけを利用した形づくりとなります。
3.木だけではなく石についても精通している
これは庭師ならそうですが、シルバー人材センターさんの場合、正直なところ刈込などのテクニックはあったとしても実際の所木についての知識はあやふやなものです。ましてや石についてはほとんど知っていません。当たり前といえばあたりまえなのですが、庭師は木のことだけでなく石の種類や使い方、石組についても精通しています。
4.高い木の剪定が得意
シルバー人材センターさんは年齢的に高齢の為、高い木の剪定になると及び越しになり、時にはお断りとなる場合もあります。当社では身軽な体格と過去に機械体操をしていた経験によるバランス感覚を生かし、ほとんどの木においてゴンドラ等を使わずに登ったり、足を掛けたりして剪定を行います。三脚では届かない大きさの木、ならびに足掛かりがなくて下から登っていけない木でも、特殊なロープワークを用いて登る技術を駆使して安全に確実に剪定をしています。
5.価格価値が高い
単純に価格で比較しますとシルバー人材センターさんより高いです。
これはしかたのないことです。シルバー人材センターで勤務している人達が数時間の講習のみで業務に携わっているのに比べ庭師は5年以上の下積み経験を得て様々な現場を経験した後に独立して業務に携わっています。その分技術レベルははっきり言って比較して欲しくもない位に開きがあるのは当然です。確かな経験と技術を保有していますので、それなりの価格をいただいています。しかし、樹楽苑は他の同業の庭師もしくは造園業と比べますとかなりお値打ちな価格設定となっております。沢山の本数を処理する場合、特にその傾向が強く表れ、最大で同業他社より半値ほどの値段となったこともあります。でも、やっぱりシルバー人材センターさんと同じ価格で請け負えるかと言ったらそれは不可能です。ぜひ仕事の品質と価格で比較をして下さい。シルバー人材センターさんと同等の仕事しか出来ない庭師なら廃業するしかないでしょう。それでもこうして継続して営業していられるのはそれなりの技術を保有している証拠です。実際松の剪定についてはシルバー人材センターさんでは形を崩してしまうケースが殆どで、それに懲りたお客様が弊社にご依頼下さるケースが多いです。庭師から言わせていただきますと、シルバー人材センターさんの単価で松の剪定を正しく行うことは不可能です。可能にする手段は手抜きをしてバサバサ枝を切り落とすしかありません。実際そうなってしまって形が崩れていきます。ただ例外的に生垣の刈込剪定のみでしたらシルバーさんにお願いした方がお得です。
6.庭をどうしていこうか相談・提案が出来る
実際のところ庭も新築時もしくは建て替え時に業者が作ったままで、その後施主さまがどうしていいかもわからずに数年そのままというケースは少なくありません。当初の植栽設計がその場所に合わなかったり、前にマンションやビルなどの建造物が建ってしまって日照の条件が変わり、植栽の形が崩れてしまったり花が咲かなくなってしまったりするケースもあるでしょう。弊社では、ご希望のお客様にはこれから庭をどうしていくかの相談・ご提案を無料で行っています。もちろんこの方針がないと本来剪定もできないのですが、いうなれば大多数の人は「現状維持」という方針の剪定管理です。もちろん形が完成した後というのは「現状維持」管理が正解です。まだよくわからないという方はぜひ相談していただければと思います。
以上、おおまかに当社の強みを述べさせていただきました。ご興味をお持ちになられましたらぜひ、問い合わせいただけたらと思います。