伐採(ばっさい):
敷地内の木が伐採されるのは悲しいことですが、様々な理由により不要となり伐採する必要が出てくることはあることです。
- 成長の早い木を建屋近くに植えてしまったために、大きくなりすぎて風にあおられて枝が家や屋根をたたくようになった。
- 隣の敷地に対して枝が張り出してしまったり、落葉樹であるので落ち葉が隣家に飛来しすぎて迷惑をかけている。
- 大きくなりすぎて、電線・電話線を包み込んでしまった。
- 根張りが宅内のアプローチや土間コンクリート部分を持ち上げてヒビ割れてしまった。
- 大きくなりすぎて、自分では枝打ちが出来なくなった。
一般的には自身で手に負えない大きさに成長してしまった木は、その後も生長を続けますので、どこかで大きく切り戻すか伐採される運命にあります。その前段階として芯(幹)を切り、上への成長を抑制する操作を行うのが通常です。寺社など、残していく環境がある所に限り400年・500年と時を経て生き続ける木も存在します。大楠・シイ・イヌマキ・サクラなどが名木として残されています。